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アメリカ軍艦リバティへの攻撃は知る人ぞ知る事件で拙訳『偽イスラエル政治神話』参照
http://www.asyura2.com/0401/war47/msg/220.html
投稿者 木村愛二 日時 2004 年 1 月 27 日 11:53:29:CjMHiEP28ibKM
 

アメリカ軍艦リバティへの攻撃は知る人ぞ知る事件で拙訳『偽イスラエル政治神話』参照されたし。

ここに、すでに、「アメリカの提督で三軍の司令長官、トマス・ムーラー」が出てくる。殺された乗組員の家族と同僚が、戦い通したから、真相の告白が、最近、やっと出てきたのであって、基本的な問題点は、早くから明らかであった。

「偽イスラエル」の軍事的な目的の基本は、シリアから水源地帯のゴラン高原を奪うことで、イスラエルの当時の軍事指導者は、戦車軍団を率いるシャロンだった。

今、「偽」イスラエルは、ゴラン高原を「併合」し、数百台の戦車が、直ちに戦端を開ける状態で、シリア側と睨み合っており、その間の「引き離し役」の国連軍に日本軍(自衛隊)が参加し続けている。

私は、湾岸戦争、カンプチアPKO、ゴラン高原の「出兵」を違憲とする訴訟の原告だったから、わが「ホロコーストの大嘘」論を理解しようとせず、あまつさえ、シオニストの手先となって攻撃してきた本蛇蝎一などに騙され続けていながら、今頃になって、「イラク派兵反対!」なんて、黄色い声を上げて、自分は「善人」と思いこむ阿呆な連中には、片腹痛い思いしか起きないのである。

---------- 引用ここから ----------
http://www.jca.apc.org/~altmedka/nise-26.html
『偽イスラエル政治神話』(その25)
3章:諸神話の政治的利用(その2)
1節:(その2)
[外部資金による“偉大なイスラエル”への野望]
[中略]
 レバノンで明白な侵略行為を繰り広げているイスラエルに、民間人を対象とする兵器の炸裂爆弾を供給する件では、アメリカの法律にもとづいて国防総省長官が禁輸解除に反対したのに、イスラエルは、これをレーガンから獲得し、ベイルートへの二度の奪回作戦で住民の虐殺に使用した(同前)。

 一九七三年、アメリカの提督で三軍の司令長官、トマス・ムーラーは、つぎのように証言した。ワシントン駐在のイスラエルの武官、モルデハイ・グル(のちのイスラエル軍最高司令官)[一九九七年現在、国防大臣]は、彼に対して、アメリカが“マヴェリック”と呼ぶ非常に精巧なミサイルを装填した戦闘機を供給するように要求した。ムーラー提督の記憶によると、彼はグルに対して、こう答えた。《この戦闘機を供給するのは不可能だ。われわれも一中隊分しか持っていない。しかも、これはわれわれが議会に対して、ぜひとも必要だと誓って獲得したものなのだ》。するとグルは、こう応じた。《その戦闘機を回してくれ。議会の方は、私が面倒を見る》。といった次第で、と提督は続けた。《たったの一中隊分だけしかなかった“マヴェリック”を装填する戦闘機は、イスラエルに渡ってしまった》(同前)。

[一三年間も極秘扱いされたアメリカ軍艦への攻撃]

 一九六七年六月八日、イスラエルの空軍と海軍は、精巧な電波探知機を備えたアメリカの軍艦、“リバティ”を攻撃した。その目的は、ゴラン高原への侵略計画を察知させないためだった[訳注1]。
 三八人の乗組員が死に、一七一人が負傷した。イスラエルの飛行機は、“リバティ”の上空を六時間に渡って飛び、爆撃は七〇分も続いた。イスラエル政府は、これを“間違い”だったと謝罪し、事件は一定期間の極秘扱いとなった。真相が初めて公式の場で復元されたのは、一三年後の一九八〇年である。当時の状況を調査するための委員会が、アイザック・キッド提督を議長として開かれた。そこで確認された目撃証人の一人、“リバティ”の甲板将校、エネスの証言によって、“間違い”だったという公式の説明は崩壊した。エネスは、攻撃が周到な計画の下に行われたものであり、殺人であることを立証した。トマス・L・ムーラー提督は、エネスの報告書がシオニストの画策によって封じ込まれたと証言し、この犯罪行為がなぜ見逃されたのかを説明した。《ジョンソン大統領は選挙に際してのユダヤ人の反応を恐れた。……》。提督は、さらに、こう付け加えた。《アメリカ人は真相を知ったら怒り狂っただろう》(同前)

訳注1:巻末紹介の『ユダヤ人に対する秘密の戦争』によると、当時のアメリカ国防総省安全保障局(NSA)はエジプトのナセル大統領に肩入れし、ゴラン高原向けに兵力を割こうとするイスラエル軍の動きを電波探知で分析してキプロス島のイギリス軍基地に送る過程で、実質的にアラブ軍にリークしていた。イスラエルは、その事実経過をNSAに潜入していたモグラ情報によって逐一知っており。いざとなればアラブ荷担を暴露する構えで“リバティ”を攻撃したため、アメリカは沈黙せざるを得なかった。
[後略]
---------- 引用ここまで ----------

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