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http://www.asahi.com/international/update/0126/008.html
「情報機関の判断に問題」 辞任の米イラク調査団長
イラクの大量破壊兵器を捜索する米調査団の団長を辞任したデビッド・ケイ氏は25日、米公共ラジオに出演し、「米情報機関は、イラクがそうした兵器を持っていると示唆する結論をなぜ出したのか、説明する必要がある」と述べ、米中央情報局(CIA)などの情報分析判断に問題があったとの見方を示した。
ケイ氏は、「武器が存在していたとは思えない」との見解を改めて示すとともに、「正しい情報を収集するという能力の問題だ」と情報当局を批判。「(ブッシュ)大統領の米国民に対する(説明)責任以上に、情報当局の大統領に対する責任の問題だと考える」と述べ、大統領に「間違った」情報を提示した情報当局が責任を負うべきだとの考えを示した。
ケイ氏は、「大量破壊兵器開発関連の活動は相当あり、イラクの指導部はこうした活動を続けようとしていた」と述べ、フセイン側に開発意図があったことは認めたが、「実際の製造段階ではなかった」と語った。
ケイ氏の発言は、イラク戦争の是非をめぐる大統領選の議論も再燃させている。民主党の大統領候補の1人、ケリー上院議員は同日、FOXテレビに出演し、「発言は私がかねて主張してきたことを裏付けるものだ。我々は情報当局に誤って導かれただけでなく、大統領により誤って戦争を始めさせられたことになる」とブッシュ政権の対応を批判。「相当量の誇張、こじつけ、欺きがあった」と述べた。
(01/26 13:15)