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(回答先: 韓国軍、極秘裏に原潜の開発・配備を検討…朝鮮日報 [読売新聞] 投稿者 あっしら 日時 2004 年 1 月 26 日 16:46:54)
かわぐちかいじ氏のマンガ「沈黙の艦隊」を読んだ人なら、誰でも知ってる話ですけどね。
原子力潜水艦には大きく分けて二つのタイプがあります。
1.「戦略型」
水中発射型の戦略核ミサイルを搭載しています。
常に深海を移動しつつ待機し、本国政府からの発射命令を受けて核攻撃を行います。
「沈黙の艦隊」に登場した旧ソ連のタイフーン級はこのタイプですね。
2.「攻撃型」
原子力推進である以外は普通の潜水艦と同じです。
戦略型原潜は何ヶ月もの間一度も浮上せずに深海を移動しているため、海上からこれを発見して攻撃するのは不可能です。
これを叩くには、同程度の航行能力を持つ原潜を深海に送り込んで追跡させるしかありません。
これが攻撃型原潜の任務です。その為、別名「ハンターキラー」とも呼ばれています。
しかし、4000t程度の原潜が何の役に立つのだろうか。
それに、原子力推進よりも燃料電池を搭載した潜水艦の方が何隻も作れてリーズナブルなのに。
「1の力を持つ二人は、2の力を持つ一人に勝る」って言うのが戦術の基本なんですけどね。
もし実際に運用するとしたら、魚雷発射管と同程度の直径をもつ、核弾頭巡航ミサイルを装備した戦略型原潜になる。
それでもやはり、物凄い無駄遣いという気がします。
・・・・もしかして、韓国海軍の上層部では今、「沈黙の艦隊」オタクが流行っているのかも知れない。