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デーヴィッド・アイク 訳・本多繁邦 【究極の大陰謀】三交社
ブッシュ政権に集う悪党ども
◎ドナルド・ラムズフェルド巨利を手に毒性(失明・死亡)甘味料アスバルテームを広めた男
ブッシュ政権の国防長官として「テロとの戦争」を推進するドナルド・ラムズフェルドは、長年にわ
たるイルミナティの内部者で、グローバル・アジェンダヘの奉仕実績も申し分がない。プリンストン大
学を卒業して海軍に入り、その後、行政補佐官としてワシントンでのキャリアをスタートさせた。一九
六二年に地元イリノイ州の下院議員に当選し、一九六九年にはリチャード・ニクソン政権(実権を握っ
ていたのはイルミナティの国務長官ヘンリー・キッシンジャー)に加わった。一九七一年から一九七二
年までニクソン政権の閣僚入りし、七二年にキッシンジャーの画策でウォーターゲート事件が明るみに
出る。
七三年はウォーターゲート事件の嵐が吹き荒れたが、ラムズフェルドはNATO大使としてヨーロッ
パにいて、翌年に戻ったときにはすでにニクソンは追放されていた。ラムズフェルドは政権移行委員会
委員長を務め、ウォーターゲート事件にも関わっていたジェラルド・フォードが選挙なしに大統領とな
った。副大統領はネルソン.ロックフェラーだった。ラムズフェルドはフォード大統領の首席補佐官と
なり(=キッシンジャーに認められたということ)、一九七五年から一九七七年まで最初の国防長官を
務めた。
その後は一時民問企業へ移ったが、政治との密な関係は保っていた。この時期は世界的な製薬会社G
Dサール(現在は吐き気を憶えるあのモンサント社の所有)の会長兼CEOを務めつつ、政府関係のさ
まざまなポストを与えられている。以下に列挙してみよう――。
レーガン政権の軍備管理に関する大統領諮問委員会委員(一九八二〜一九八六年)、レーガン政権の
海洋法条約特使(一九八二〜一九八三年)、レーガン大統領の戦略システムに関するパネル上級顧問
(一九八二〜一九八四年)、レーガン政権の日米関係に関する米国合同諮問委員会委員(一九八二〜一九
八四年)、レーガン政権の中東特使(一九八二〜一九八四年)、公務に関する全米委員会委員(一九八七
〜一九九〇年)、米国経済委員会委員(一九八八〜一九八九年)、米国国防大学客員理事(一九八八〜一
九九二年)、日米関係委員会委員(一九八九〜一九九一年)、連邦通信委員会高品位テレビ諮問委員会委
員(一九九二〜一九九三年)、米国に対する弾道ミサイルの脅威に関する委員会委員長(一九九八〜一
九九九年)、米国貿易赤字調査委員会委員(一九九九〜二〇〇〇年)、国家安全保障宇宙管理組織評価委
員会議長(二〇〇〇年)。
GDサールのトッブとしては、こうした政府とのコネクションがさぞ役に立ったのだろう、ラムズフ
ェルドはワシントン関係者との接触を利用して、食品医薬品局(FDA)に、悪名高い人工甘味料「ア
スパルテーム」の販売を許可させている。ラムズフェルドとGDサールとの関係は、チェイニーとハリ
バートンの関係だ。
アスパルテームは、フェニルアラニン(五〇パーセント)とアスパラギン酸(四〇パーセント)とい
う二種類のアミノ酸をあわせて、メタノール(一〇パーセント)で繋いである。情報自由法によって公
開された一九五五年のFDAの文書には、この恐るべき物質によって失明したり死亡したりすることも
あると記されている。それ以外にもさまざまな科学者が、腫瘍、脳障害、頭痛、気分の著しい変化、皮
膚のポリープ、不眠症、鬱(うつ)、知能低下を挙げ、短期記憶への影響もあるとしている。
食品問題を専門に調査報道の著書も多いキャロル・ギルフォードは、アスパルテームは「細胞へのホ
ロコースト」だと言っている。この精神抑鬱剤(いや失礼「甘味料」だ)に政府の認可を取るために、
一九七七年、ドナルド・ラムズフェルドはGDサールに雇われたのである。
一九八一年一月、レーガン―ブッシュ政権に多くの友人を持つラムズフェルドは販売会議を開いた。
ある参加者によると、「なじみに連絡して」年内にはアスパルテームを認可させると言ったという。そ
の直後、当時のFDA局長は権限を停止され、代わりに大学教授で国防総省の契約研究員のアーサー・
ハル・ヘイズにその仕事が与えられた。
ヘイズによる主な決定事項を見ると、最初が乾燥果物へのアスパルテーム使用認可で、最後が一九八
三年の清涼飲料水への使用認可だ。どちらも人体への影響についてのさまざまな証拠や、調査委員会の
反対を押し切ってのものだった。その後FDAを離れたヘイズの次の仕事は、GDサールの広告代理店
の上席顧問だった。
ラムズフェルドは、この恐ろしい物質が広く使用されるように裏から手を回したことで数百万ドルを
手に人れ、さらにGDサールがモンサントに買収されたときにはボーナスとして一二〇〇万ドルをせし
めた。ナチと繋りのあるモンサントは、遺伝子組み換え食品を推進している食品会社だ。ラムズフェル
ド以外では、ユタ州選出上院議員でモルモン教徒のオリン・ハッチもアスパルテームの件で圧力をかけ、
独立機関等によるアスパルテームの安全性調査を押さえ込んで、GDサールから金を受け取っている。
ハッチはBCCIも後押ししていたし、《九・一一》の直後には、当局はオサマ・ビンラディンが犯人
と考えていると発現した。
各国にも同じような機関があるが、アメリカの食品医薬品局もやはりイルミナティの前線機関で、人
類に有益なものは通さず、アジェンダに沿ったものは適切な検査もなしにどんどん認可している。アス
パルテームの場合はラムズフェルドのおかげでそれができたというわけだ。
FDAは最初、馬鹿げたデータを基に使用を認めたが、動物に発作や脳障害が起きたという研究結果
を見せられて、その認可を引っ込めた。しかし一九八一年にアーサー・ハル・ヘイズが局長になると、
公開調査委員会が科学的データを検討して全会一致で認可に反対し、延期を勧告していたにもかかわら
ず、認可が復活した。
ノースイースタン.オハイオ大学医学部の精神医学教授ラルフ・G・ウオルトンは、アスパルテーム
の研究をすべて検討し、人体への安全性に対して一六六もの直接的な影響を認めた。アスパルテーム産
業が資金を出した研究は七四あり、すべて問題なしだった。独立した資金による研究では、九ニパーセ
ントが安全性に問題ありとしていた。あなたはどちらを信じるだろうか。
これが毒物だという証拠はいくらでもあるのに、それを押し切ってアスパルテームが認可された理由
は、まさに腐敗だ。ニュートラスイート(=アスパルテームの登録商標)のために虚偽の試験結果を提
出したFDAの元局長、現局長、研究員六人、弁護士二人は、後にFDAを辞め、GDサールに就職した。
FDAのある純粋な科学者が上院議員に手紙を書いた。「映画『凸凹二等兵』の台詞のようでした。
この毒を認可しろ、お役所勤めを辞めても金の心配はいらない。認可が下りれば全米食餌(しょくじ)
療法協会で
もアメリカ糖尿病協会でもアメリカ医学協会でも、何でも買い取って売りまくるんだ、とそんな調子で
した」。これはすべて、現国防長官として「テロとの戦争」を推進しているドナルド・ラムズフェルド
がしたことだ。こんな男を信用できるはずがない。
ちなみに、、、ズーリ州セントルイスに本社を置くモンサント社は、ラムズフェルドのいたGDサールを
一九八五年に買収してから、アスパルテームの使用認可の範囲を広げている。モンサントは頭のてっぺ
んからつま先までイルミナティの企業で、遺伝子組み換え食物を販売している。これも人類の肉体と精
神に対するイルミナティの攻撃だ。これも、認可のときにはアスパルテームと同じ手を使った。今のブ
ッシュ政権には、モンサントと繋る連中がうようよしている。
デーヴィッド・アイク 訳・本多繁邦 【究極の大陰謀】三交社
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