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(回答先: Re: Re:またまた朝日の追従報道が始まった 投稿者 ×× 日時 2004 年 1 月 20 日 15:35:34)
フォロー有難うございます。まともに読んでくれてた人がいるのが分かって、ホッとしました。
三国志の時代、蜀の最高責任者になった諸葛孔明にとって第一の課題は領土の南方で続発する反乱を
平定することでした。
その原因は、それまで中央から派遣されていた役人が権力を悪用し、地元の住民から搾取していたか
らです。
派遣軍司令官として南征した孔明は馬謖のアドバイスを採用し、反対勢力を弾圧するよりも自治権を
与える方法をとって事態を収拾し、撤収する際は地元の部族代表を役人に任命して、中央から派遣さ
れていた役人を全て引き揚げさせたそうです。
また、秦帝国が楚の軍隊によって滅びた時、司令官の項羽は秦の都を徹底的に弾圧して住民の怨みを
買いましたが、項羽より先に到着していた劉邦は住民を保護したので、
「同じ占領軍の楚軍でも、劉邦軍は別だ」
と信頼され、その支援を受けて劉邦は項羽に勝つ事が出来ました。
もちろんこれらは伝説に近い話ですから100%信じる訳には行きませんが、今の自衛隊が
置かれている立場もこれに似ているでしょう。
言葉も、習慣も、宗教も違う、そんな人達から信頼を勝ち取るには。
それは銃や権力で相手を服従させるよりももっと難しいのです。
だが、それを実行しなければ自衛隊員は生きて帰る事が出来ない。
これは、銃もナイフも使わない、「命懸けの大戦さ」なんですよ。