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アフガニスタンの医療や水源確保、農業支援の活動を続けている福岡市のNGO(非政府組織)ペシャワール会代表の中村哲さん(57)と長崎市在住の写真家、東松照明さん(74)が18日、長崎市でアフガニスタンの現状を語り合った。NPO(非営利組織)ナガサキピースファイア貝の火運動が企画した。
中村さんらの活動は84年から続く。パキスタン・ペシャワールでの医療活動からアフガニスタンへ活動が広がった。同国が干ばつに襲われた際「病気を直すことより生きることが大切」と飲料用の井戸を掘ったり、かんがい用水の施設なども手がけた。
中村さんは「初めは助けてあげるという思い上がった気持ちがあったが、活動を通して豊かな気持ちを持たせてもらい感謝している。良心的事業として継続したい」と語った。
約40年前のアフガニスタン写真展を開いている東松さんは「中村さんは貧困と戦争しか知らない地べたの視線で活動しており、被災者の苦しみがよく分かっている」と話した。
対談後に会見した中村さんは自衛隊のイラク派遣に触れ「派遣するなら丸腰ですべきだ。その地域のために働けば(危険が迫ったときに)地元の人たちが守ってくれるはず」と話した。【古田健治】(毎日新聞)
[1月19日20時51分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040119-00000003-mai-l42