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シリア、大量破壊兵器放棄求めた米国務長官に反発
[ダマスカス 17日 ロイター] シリア国営ラジオは17日、パウエル米国務長官が大量破壊兵器の開発放棄を決めたリビアにならうようシリアに呼び掛けたことについて、そうした呼び掛けはむしろイスラエルに行うべきとして反発した。
パウエル長官は16日、英スカイニュースとのインタビューで、米政府がシリアをイラン、北朝鮮、旧バース党政権下のイラクとともに「悪の枢軸」に加えてはいないものの、「テロ活動」や大量破壊兵器に関するシリアの政策に懸念を表明。シリアは「地域の他の国家、特にリビアの例にならうべきだ」と述べていた。
これに対し、シリア国営ラジオは解説で、イスラエルが100発以上を保有している核兵器など、さまざまな大量破壊兵器を中東から廃絶するため、国連安全保障理事会に提出したシリア案を阻止したのは米国であると指摘。イスラエルに大量破壊兵器プログラム放棄や査察受け入れ、軍縮関連条約への署名を求めない米政府の姿勢をただした。