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ミサイル防衛:米計画に参画の豪 「ムダ遣い」批判高まる
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20040118k0000m030097000c.html
【シドニー山本紀子】米国のミサイル防衛システムへの参画を決めたオーストラリアで、「夢のような計画に大金をはたくのは、ムダ遣い」との批判が高まっている。豪州を訪問中のマイヤーズ米統合参謀本部議長と会談したハワード首相は16日、「国土を守る装備で反対される理由がわからない」と述べ、必要性を強調した。
同日の会見でハワード首相は「スター・ウォーズ計画について」との質問に対し、「そうした名称は適当ではない」と不快感を示した。
ミサイルを探知して撃ち落す同システムは「スター・ウォーズ計画」とも呼ばれ、膨大な費用がかかる半面、効果が疑問視されている。豪州は昨年12月にシステム参画を発表、大筋の契約をまとめた覚書の作成を急いでいるが、16日の会談でも合意には至らなかった。
テロとの戦争に乗り気な首相や国防省に対し、政府内にさめた意見もある。コステロ財務相は「まだ議論の段階。何も財源化されていない」と発言している。
マイヤーズ米統合参謀本部議長の訪豪を機に、新聞紙上でも議論が沸騰している。全国紙には「身近に脅威がないのに、巨額の金を投じる必要があるのか」などの投書が数多く載せられた。
[毎日新聞1月18日] ( 2004-01-18-00:47 )