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☆★ シーア派から米国に、さらに強い警告
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アメリカは国連にイラクへ戻るよう求める
BBC 1月17日
http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/3405347.stm
複数のホワイトハウス高官は、イラク人への権力移譲の監視を手伝うため国連はイラクへ戻るよう要請されると述べた。7月1日までにイラクに選挙を経ない政府をつくる計画を後押しするように、アメリカはアナン国連事務総長への説得を試みるだろう。
だがイラク人シーア派教徒の精神的指導者アリ・シスタニは、まず最初に直接選挙をおこなうことを求めている。
昨年8月に現地事務所に大規模な爆弾攻撃があったあと、国連はイラクから撤収した。アナン氏は国連が手伝うことは可能だが、それはリスクに見合う役割が与えられる場合だけだと説明してきた。アメリカ人行政官のポール・ブレマーは19日にアナン氏と会談する予定になっている。
<手直し策>
BBCのジャスティン・ウェッブは、アナン氏がアメリカの計画あるいはアメリカの選んだ日程表を支持する意向かどうか、アメリカ政府は確認できてないと伝えている。ホワイトハウスは国連安全保障理事会の主要メンバー国に参加するよう誘う意向のようだ、と彼は言う。アメリカ政府高官は、フランスとロシアの企業に対するイラクでの入札禁止措置は解除されたはずだ、と主張する。
ブレマー氏は16日にブッシュ大統領と会談したあと、選挙を経ないでイラクに政府を作るというアメリカの計画に<改善>を施す準備をしていると発表したが、しかし彼は直接選挙が7月の最終期限までにおこなわれることには疑問を提示した。
「われわれはいつでも改善することを考慮するつもりであり、適切な時期に議論するつもりである」という見解を、ブレマー氏は繰り返し表明した。
ワシントンでの会談は、シスタニ師の要求を支持してイラク南部の都市バスラで大規模なデモがあった翌日に開かれた。
特派員の伝えるところでは、シーア派からの支持は新しいイラク政府が合法性を持つために不可欠である。シーア派はサダム・フセインに長く抑圧され、彼らの数のうえでの優勢を反映させるために、より開かれた選挙を求めているという。
<ファトワの警告>
占領軍に対する最も強い警告は、聖地カルバラでの金曜礼拝のなかで、シスタニ師の地方代理人アブドル・マフディが発した。彼は信者に告げた。「もし彼らがその植民地主義的な計画を主張し、彼らの利益に従ってイラクの政治を考えるつもりなら、ここ数日中に、われわれは抗議、スト、そしておそらくは占領軍との衝突に出くわすことになろう」と。
BBCのバスラ特派員デュミーサ・リュサラは、別のシスタニ側近がアヤトラ(シスタニを指す)は占領軍への協力を禁止するファトワを発することができると語った、と伝えてきた。
イラク人シーア派教徒で二番目の地位にあるアル・サフィは、15日、ブッシュ米大統領とイギリスのブレア首相に書簡を送り、彼ら自身の目的に会わせて完全な選挙を遅らせていることを非難した。
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☆★ シーア派がアメリカの政権移譲計画に抗議
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バスラでの数万人が直接選挙を要求
ワシントン・ポスト 1月16日
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A21237-2004Jan15.html
バグダッド、15日発/7月1日までに選挙を経ずに暫定イラク政府を作るというアメリカの計画に反対し、イラク第二の都市バスラでは数万人のシーア派イスラム教徒が15日にデモをおこなった。報道によると、イギリス兵によって3万人と推測された大群衆は、「アメリカにノー。選挙にイエス」 「イスラム教にイエス、占領にノー」と唱和しながら、バスラ市中を行進した。
デモ参加者はまたイラクのシーア派最高位のアリ・シスタニ師などシーア派指導者の写真を掲げた。彼は11日に政権移譲にむけたアメリカの計画概要に反対論を打ち出していた。
アメリカが任命したイラク統治評議会が昨年11月15日に承認したブッシュ政府の計画では、イラクにある18の省で代表者会議が暫定議会に議員を送り出すことになる。その後、暫定議会が臨時政府を選出し、アメリカ主導の占領当局は7月1日までにこれに政権を移譲するという。
しかしながらシスタニは、暫定議会の議員を選出するのに唯一受け入れ可能な方法は直接選挙だけだ、と、繰り返し発言してきた。
シーア派の聖地でありシスタニが活動拠点を置くナジャフでは、「不正な手段で暫定的な国民議会を作ることは、イラク国民を新しい圧制に服従させることになる」と警告するポスターが壁に貼り出された。
イラクの人口の60%を占めると推定され、イラク南部に多数が集中するシーア派教徒は、サダム・フセイン大統領の長い統治機関に厳しく抑圧された。フセイン政権転覆は彼らにイラクを支配する最初の機会を差し出している。
シスタニは13日に指導的な聖職者とナジャフで会合し、会議出席者の一人は、ジハードすなわちイスラムの聖戦が「起こりそうな雰囲気だ」と述べた。シスタニは占領軍への実力行使を奨励する方向への動きは見せていないが、15日のバスラでの大規模デモと他の幾つかの諸都市での比較的小さいデモの開催に承認を与えた。
バスラほか他のシーア派の都市における最近の失業反対の抗議とは対照的に、バスラのデモは平和的なものだった。しかし、バスラのあるモスクの広報担当者は、もしシスタニの要求が受け入れられなかったら暴力的な衝突の可能性を示唆した。
バスラの高位の聖職者アリ・ハキーム・サフィは、「われわれは暴力に訴えることを望んでいないが、もし膠着状態になるなら、その時には占領軍はイラク国民の憤激に直面することになるだろう」と群衆に告げた。サフィはシスタニが幾つかの妥協案を模索していることをほのめかし、そのうちの一つは国連から提案されるかもしれないと示唆した。
イラク統治評議会の代表派遣団とブレマー文民行政官が19日にニューヨークでアナン国連事務総長と会談することになっている。「もちろん国連は国際機関であり、われわれは政治問題を解決するために頑張らなければならない」とサフィは言った。「国連はこの解決案を持たなければならない」と。
一方BBCは、サフィがブッシュ米大統領とイギリスのブレア首相に宛てて、イラク人に政権移譲する計画の本心を問う書簡を送った、と報道した。BBCの報道によると、サフィは二人の指導者に対して、もし彼らがイラク人にみずからの政体を選ばせないならば、彼らは自身の国(米・英両国)を負ける戦いに引きづりこむことになるだろう、と警告した。
もう一人の主要なシーア派聖職者はアブダビ・テレビに、「もしブレマーがアリ・シスタニ師の意見を拒否するなら、その時は彼が選ばれた評議会の合法性を奪うファトワ(宗教令)を発するだろう」と語った。シスタニのクウェートにおける代理人モハメド・バキルは、「その時はイラク国民はこの評議会に従わない。われわれはこれが紙でできた評議会であり、アメリカが選んだ評議会だと呼ぶだろう」と語った。
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☆★ WORLD PEACE NOW アクション
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私たちは自衛隊のイラク派兵中止を求めます
http://give-peace-a-chance.jp/118/
日時:2004年1月25日(日) 開場12:30
場所:日比谷公園野外大音楽堂
プレコンサート 13:00 カーヌーン演奏:ヤスミン植月ほか
ラリー開会 13:30 ピースフルトゥモロウズ(予定)/ほか
パレード 14:30〜日比谷公園→数寄屋橋→東京駅→常盤橋公園