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チェイニー米副大統領は14日、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)核問題を国連で取り上げるのは時期尚早とした。
チェイニー副大統領は同日、ロサンゼルスで開かれた国際問題委員会で「北朝鮮が核査察団を拒否して自分たちが署名した核不拡散条約(NPT)を違反しているのは、国連で充分取り上げることのできる問題だが、まだそのような段階ではない」と述べた。
また、「われわれは同問題を外交的な方法で平和的に解決するため、最善を尽くしている」とし、「このためには直接的に関わりのある全ての国家の一致した努力が必要」とした。
一方、米国務部のバウチャー報道官は同日、ワシントンで開かれた韓米間の2月中の6カ国協議再開をめぐる実務接触について、「6カ国協議が再開された時、しっかり準備の整った会議を行うためのもの」とし、6カ国協議が再開される際は形式的な出会いではなく、生産的な結果が必ず引き出されなければならないと強調した。
6カ国協議の韓国側次席代表である魏聖洛(ウィ・ソンラク)外交通商部・北米局長は同日昼、ケリー米国務次官補(東アジア太平洋担当)と会合し、6カ国協議の速やかな再開に向けた具体的な方策について話し合った。
ワシントン=朱庸中(チュ・ヨンジュン)特派員 midway@chosun.com
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/01/15/20040115000085.html