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奥大使惨殺事件の月刊文藝春秋2月号記事には重要な言葉「内通者」が「ない」
奥大使のデータ紛失にかかわる「外務省内部の内通者」に関する記述が「ない」。ゲラ校正の段階で改変されたのかな。
私は、本日から、ちょうど一週間前の1月8日に、以下の投稿をしていた。
---------- 引用ここから ----------
ニューステ:新事実と言えるのは電子手帳行方不明、外務省内での奥情報消去か。
http://www.asyura2.com/0401/war46/msg/322.html
投稿者 木村愛二 日時 2004 年 1 月 08 日 22:30:53:CjMHiEP28ibKM
以下の番組、やはり、羊頭狗肉、大した内容ではないが、一応、以下の部分、奥大使殺害現場から機密フロッピーが消えていた?だけ録画した。新事実と言えるのは、電子手帳行方不明、外務省内での奥情報消去か。
01/08(木) 後09:54 >> 後11:10 テレビ朝日
[S] 社会・報道/ニュース
奥大使殺害現場から機密フロッピーが消えていた?
歳川コメントは、犯人と内通者」の仕業だが、そうなれば、なおさら、イラク側ではないだろう。米英イスラエルと近いのは、元上司の元事務次官、野上義二であり、その子分だろう。売国奴が、外務省にいるのである。不思議でも何でもない。首相と外相が売国奴なのだから。
詳しくは1月10日発売月刊『文藝春秋』2月号「歳川記事」の広告番組であったが買うかな
http://www.asyura2.com/0401/war46/msg/345.html
投稿者 木村愛二 日時 2004 年 1 月 09 日 12:15:02:CjMHiEP28ibKM
(回答先: ニューステ:新事実と言えるのは電子手帳行方不明、外務省内での奥情報消去か。 投稿者 木村愛二 日時 2004 年 1 月 08 日 22:30:53)
詳しくは1月10日発売月刊『文藝春秋』2月号「歳川記事」の広告番組であったが買うかな。どうしようかな。
基本的には、大した内容ではない。
この番組での「パソコン」は、イラク大使館の中の奥大使の個人用のもののことらしい。「フロッピが紛失」というのは、一般にはバックアップ用のフロッピのことなのだが、パソコンの中のバックアップシステムも消去と言っていた。
奥大使が持ち歩いていた電子手帳(PDA),「パーソナル・データ・アシスタント」が紛失と言うのは、事件直後から問題になり、週刊文春で書かれた「パソコン」の行方不明と、どういう関係にあるのか。そちらは「ノート型」とされていた。多くの官庁では、今、個人使用のものをノート型にしている。この「携帯用」パソコンの方は、米軍発表として、「出てきた」ことになっている。
外務省の秘密主義が、これらすべての混乱の主たる原因である。
これから取材の電話を掛けるが、まともな返事が得られるかどうか。
---------- 引用ここまで ----------
現在、1月30日のワールド・フォーラム、前レバノン大使、天木直人「特別講演」の配布資料として、追い込み中の拙著、緊急出版『日本人外交官惨殺事件の真相と背景』では、以下のように、関連する問題の記述を工夫していた。
私は、週刊ポスト記事(奥大使の左頭部に銃弾5発)を一応評価はするが、雑誌も商売だから、眉唾の記事が多い。この事件で月刊『文藝春秋』2004年2月号の特集記事を書いた「インサイドライン」編集長こと歳川隆雄の電網「コンフィデンシャル情報」とかでも、
奥克彦参事官は「暗殺」!?
などと、疑いを挟むような思わせぶりの見出しを付けながら、実は気楽に、つぎのように、米軍の情報操作の手先を勤めていた。
「イラクの首都バクダッドから北部の要衝都市ティクリットでのCPA(連合国暫定当局)と米軍主催の会議出席のため同地に向かう途中、何者かによって殺害された」
「奥参事官は日本の外交官である以前にイラク占領統治の"加担者"と映っていたとしても何ら不思議ではない」(了)
この程度の駆け出し新聞記者と選ぶところのない中年の元週刊誌記者が、「インサイド」情報収集と称する商売を続けていられるのだから、日本人の多数派は、やはり、「平和惚け」なのである。
私は、前著で、メディア批判をすると同時に、「騙す方も悪いが、何度騙されても、懲りずにまた騙される方も、悪いのである」と断言した。「講釈師、見てきたような嘘を言い」の商売が通用するのは、情報の送り手と受け手の「馴れ合い」で成り立つ水準の社会だからなのである。
書き残した点も多い。本年1月8日のテレビ朝日「ニュースステーション」でも、「奥大使殺害現場から機密フロッピーが消えていた?」と題する短時間の関連特集があった。「パソコン」「電子手帳」「バックアップ」など、消えた情報の詳細の一部は、10日発売の月刊『文藝春秋』2月号の記事に発表されるようであるが、1月15日現在、私は、まだ目にしていない。
そこで、本日、1月15日、余り期待はできないが、やはり、仕方なしに、武蔵野市中央図書館に行き、その記事、「真相究明リポート」こと、「奥参事官はなぜ殺された」を複写してきた。
ところが、ところが、なのである。録画も確保してある上記の「ニューステ」特集で、顔も中年太りの歳川隆雄が、いかにも、もっともらしく、しゃべっていた台詞に相当する部分が、「ない」、のである。
記事の最後は、非常に簡単で、「さらなる暗殺の理由は、失われた電子手帳とフロッピー類に、潜んでいたのかもしれない」、で終わってる。
私が「ない」、というのは、失われたデータに関する外務省の内部の「内通者」の問題だったのであるが、それを匂わす字句が「ない」のである。
まさか、まさか、しかし、しかし、8日夜の放送から、10日発売までの間に、外務省内部の「内通者」に関する記述が、消え失せるということも、あながち、否定はできないのである。印刷、製本、配布は、ぎりぎり、9日から10日までに、追い込みでやるのだから、不可能ではないのである、