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【ベルリン支局】ドイツのシュレーダー首相は14日、連邦議会(下院)外務委員会の非公開協議で、独連邦軍の医療専用機をイラクに派遣する用意があることを表明した。15日付の独紙「ウェルト」(電子版)が伝えた。
今年6月末までに予定されるイラク人への主権移譲の実現を前提条件としているが、イラク戦争に反対した独政府がイラクへの派遣方針を示すのは初めて。
同紙によると、首相は北大西洋条約機構(NATO)が派遣を決定した場合、「われわれは妨げない」とも述べた。これまで独政府は、イラク戦争を正当化する懸念からNATOとしてのイラク関与に慎重な姿勢を示してきたが、シュレーダー首相は「政府は動いた」と強調、米国との協調路線への転換を明確にした。ただ、首相は独軍部隊がイラクに駐留する可能性は否定した。
派遣が検討されているのは、エアバス機などをベースに開発された「空飛ぶ野戦病院」と呼ばれる独連邦軍の大型機。
(2004/1/15/13:36 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20040115i106.htm