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(回答先: 大統領は政策に無関心 ブッシュ政権の内幕本発売 『共同』 投稿者 どさんこ 日時 2004 年 1 月 14 日 12:06:46)
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20040114k0000e030072001c.html
****オニール氏証言:確証示さずイラク攻撃検討 内幕本が発売 ****
【ワシントン中島哲夫】オニール前米財務長官の証言や提供資料を基に執筆されたブッシュ政権の内幕本「忠誠の代償」が13日、発売された。政権発足10日後に開いた最初の国家安全保障会議(NSC)で、既にイラクへの対処が最優先課題とされ、軍事行動も含めた対策が検討されていたことなど、生々しい内容が波紋を広げている。
同書によると、01年1月30日に開いた最初のNSCの主題は中東政策。イスラエルとパレスチナの対立でブッシュ大統領は前政権の政策が不均衡だったと批判し、「イスラエル寄りに戻す」と宣言。パウエル国務長官は米国が仲介をやめればシャロン・イスラエル首相が強硬路線に走り「悲惨な結果になりかねない」と反対したが、大統領は「それが均衡を取り戻す最善の道かもしれない」と突き放し、話題はすぐイラクに移った。
中央情報局(CIA)のテネット長官がイラクの工場の空撮写真をテーブルに広げ「化学・生物兵器用の材料を作る工場かもしれない」と報告。根拠をオニール氏が問うと、テネット長官は物資の搬入・搬出ぶりなど状況証拠を挙げたが、確証は示せなかった。
ブッシュ大統領は、91年の湾岸戦争当時の軍事連合の再構築▽イラク南部・北部への米軍投入▽イラク反体制派への軍事支援▽新たな対イラク経済制裁▽情報収集力の改善――などの検討を担当長官に指示。2日後のNSCでは「フセイン政権後のイラク危機のための政治・軍事計画」など機密文書が討議資料に使われ、ラムズフェルド国防長官はフセイン政権除去と親米政権樹立の必要性を力説したという。
◇経済運営も政治的打算
【ワシントン竹川正記】オニール氏は内幕本で、大統領の経済政策への疎さをあげる一方、実際の政策決定がチェイニー副大統領やカール・ローブ大統領上級顧問らによる政治的打算に支配される様子を紹介した。
例えば、米鉄鋼産業保護のため02年3月に発動された鉄鋼セーフガード(緊急輸入制限)。2月の閣議でオニール氏ら経済閣僚が「問題は米業界の過剰設備。セーフガードは重傷患者にばんそうこうを張るようなもの」と反対したが、副大統領やローブ顧問は00年大統領選挙での支持者への“借り”を返す必要や02年中間選挙をにらんで譲らず、副大統領が「米通商法に従い1年半後に措置の是非を見直せば良い」と押し切った。
オニール氏は中間選挙後の追加減税案にも「米財政悪化への懸念」を訴えたが、副大統領は「財政赤字は問題ではないことはレーガン政権が実証済み」と一蹴。同氏はこの反減税姿勢が命取りとなり、02年末に財務長官を更迭された。
[毎日新聞1月14日] ( 2004-01-14-15:43 )
このオニ−ル氏がペンタゴンに逮捕されたと空耳版に投稿されています
【緊急特報!】オニール元財務長官は告発番組終了時、ペンタゴンの特殊部隊に急襲され、逮捕されていた!!
http://www.asyura2.com/0401/bd33/msg/222.html