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山本史郎さんからの「MLメッセージ」です。
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☆ 礼拝や聖職者へも米軍統制、却って反発招く
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イスラム寺院への米軍急襲作戦に群衆が抗議
AP通信 1月9日 2:38 PM ET
http://story.news.yahoo.com/news?tmpl=story&u=/ap/20040109/ap_on_re_mi_ea/iraq_mosque_protest&cid=540&ncid=1607
バグダッド発/金曜礼拝に集まっていたスンニ派イスラム教徒は、激怒して反米スローガンを叫びながら、彼らのモスクに対して先週おこなわれたアメリカ軍の急襲作戦に抗議し、スパイ活動をしていたニュース・カメラマンと他の記者を難詰した。イブン・タイミヤ廟での抗議は、かなりのスンニ派教徒の間にあるアメリカ主導の占領に対する敵意の深さを明白に示すものとなった。
多くのスンニ派教徒が疎外感を覚え、アメリカ軍はもう一つのシーア派教徒をひいきしていると感じている。アブデル・サタル・アル=ジナビ導師は同モスクにおいて約3000人の礼拝者に、「圧制者によるイスラム教徒弾圧は頂点に達している」と語りかけた。
「彼らは毎日、望むままにイスラム教徒を殺害する」。彼の話を聞いていた会衆はこれに応じて、「アメリカは神の敵だ! アメリカ軍に死を!」と詠唱した。
礼拝者が激怒してニュース・カメラマンに「お前はスパイだ!」と叫び始めた。彼がモスクから逃げ出そうとしたので、群衆は彼らのカメラを壊し、彼を殴りつけた。群衆は他の記者に対しても、アメリカ軍のために働いているのか答えよと要求した。
先週おこなわれたイブン・タイミヤ廟への急襲作戦は街頭での抗議行動を誘発し、彼らはアメリカ兵がイスラム教の聖典コーラン(=クルアーン)数ページを破損したと申し立てた。
アメリカ軍当局者は、部隊はウワサになっていた秘密トンネルを探していたが、発見されなかった、と弁解した。アメリカ軍部隊は爆発物と銃、弾薬を押収し、32人を逮捕した。そのうちの幾人かはイラク人以外のアラブ人だと思う、と、アメリカ軍のキミット准将は述べた。
アル=ジナビ導師は説教のなかで、「イスラム教徒に敵対する、特にスンニ派教徒に対するシオニストと十字軍信奉者の陰謀」を非難した。「この国でスンニ派教徒に対しておこなわれていることは、社会的に無視されているが、邪悪な圧迫である」と彼は語った。
祈りのあと別の導師や聖職者が立ち、リヤド・アル・ドライミ師はアメリカの従軍牧師から届いた招待状を読み上げた。それは「占領軍への攻撃に荷担していると思われる導師と非協力的な導師を占領軍がこのモスクから追放する措置について協議するため」に、10日土曜日に会合しようという招待である。
アル=ドライミ師に続いて壇上に立った一人の聖職者は、「君たちのモスクを支配するのはアメリカの従軍牧師だ」と語った。群衆はこれに応えて、「われわれはあなたとイスラム教を取り戻すために我が身と魂を捧げる」と唱和した。
招待の書簡は英語とアラビア語で書かれていた。アメリカ軍当局者はそれが真正のものだと即座には確認できなかったが、しかしアメリカ軍は占領軍に反対する説教をおこなう聖職者に統制を加えようとしはじめている。
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☆イラク派遣米軍の交替が進む裏では
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海兵隊、イラクでの米軍イメージを柔らげる作戦に
アルジャジーラ 1月7日
http://english.aljazeera.net/NR/exeres/1620ED69-D961-48BE-8008-4B7514276D73.htm
イラク西部で陸軍に替わって配置される米海兵隊は、武力行使を少なくし文化的な感受性を増すことに焦点をあてて、戦術を転換する計画を立てている。7日付ワシントン・ポストの報道によると、同地域に派遣される海兵隊は、新しい派遣部隊は陸軍とは違うという公式メッセージも強調するだろうという。
訳注: 7日付ワシントン・ポストの報道
Marines to Offer New Tactics in Iraq
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A60455-2004Jan6.html
カリフォルニア州ペンドルトンに基地を置く第1海兵師団のマティス司令官は、二つの面で努力する計画だとワシントン・ポストに語った。
その第一は、イラク占領に反対して海兵隊を攻撃するゲリラを捕捉または殺害することだ。もう一つは、イラク国民のなかでレジスタンス戦士への協力を減らすことである。
アメリカ占領軍への攻撃の幾つかは、過去6ヶ月をとおして、バグダッドの北方と西方で遂行されてきた。
ワシントン・ポストによると、地域住民への敬意を示すための作戦の一環として、新しく配置される海兵隊員は基本的なアラビア語を習い、宗教的な礼儀作法についても助言を受け、イラク人と話をするときには決してサングラスを掛けないという。
海兵隊の計画文書には、各小隊は占領した街と村の多くで住民のなかで生活し、イラク人警察と治安部隊の訓練をしやすくすると書かれていた。ポスト紙の報道によると、その計画文書を読んだ米陸軍将校たちは、それを陸軍がとった戦術への暗黙の批判であり、同地域でおこなわれたことの結果だと評価した。
しかし海兵隊で部隊配置を担当する司令官は、陸軍批判ではないと述べた。マティス司令官はむしろ、この計画文書は競合する自由な考えと真剣な議論を反映したものだと弁明した。
一方、米国防総省の高官は、現行ではアメリカ中央軍のアビザイド司令官が指揮しているイラクにおける軍機構の再編を協議している。ラムズフェルド国防長官は6日、イラクの軍事作戦だけを指揮する将軍を指名する考えを示唆した。ラムズフェルドはそのような組織再編についてマイヤーズ統合参謀本部議長と協議していると語った。
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●創価学会員らが派遣反対署名 公明党本部に「中止」迫る
朝日新聞 1月10日
http://www2.asahi.com/special/iraqrecovery/OSK200401100006.html
自衛隊派遣の基本計画を了承した神崎代表らへの要望書に「絶対平和の理念と日本の国益において、自衛隊のイラク派遣の中止を求める」と記し、158人の署名を添えて暮れに党本部に提出。同趣旨の署名を学会本部にも出した。12月下旬からはインターネットを活用してあらためて神崎代表や小泉首相あての署名集めを開始。「派兵は憲法9条に反する」と訴えて1000人以上の署名を集めた。1月下旬の提出を目指す。」
http://www.e-jts.com/~unarmed/wcrw.html