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ブッシュ米大統領が14日に発表する宇宙開発計画の中で、現在のスペースシャトルを退役
させ、新たに多目的の新型有人宇宙輸送システムの開発予算を要求する見通しとなった。10
日付の米紙ワシントン・ポスト(電子版)などが報じた。
同紙やUPI通信が米政府当局者の話として伝えたところによると、新しい輸送システムは
「乗員探査ビークル(CEV)」と呼ばれ、大型ロケットの先端に多目的の有人宇宙船を取り
付けた構造。初めて月面に人間を運んだ1960−70年代の米航空宇宙局(NASA)のア
ポロ宇宙船の21世紀版となる。
地球を回る軌道上で建設中の国際宇宙ステーションに乗員や機材を運ぶだけでなく、シャト
ルではできなかった月面着陸や小惑星の探査を可能にする。また、将来的には、火星への有人
探査計画にも利用できるようにする方針。
早ければ2007年にも、無人の実験機でテスト飛行を実施。現在のスペースシャトルはN
ASAやロシアが国際宇宙ステーションの建設を完了次第、4−5年をかけて順次退役させ
る。
一連の構想実現に向け、大統領は05会計年度(04年10月−05年9月)に開発予算と
してNASAの予算に8億ドルを上乗せし、同会計年度以降はNASAの予算を5%増額する
よう議会に求める。
月の有人探査は、CEVの開発に合わせて2013年をめどに実施。徐々に機材などを運
び、滞在期間を長くしていく。火星の有人探査は、火星の周囲を飛行しながらの火星観測が最
初の段階になるという。(共同)
「新型宇宙船」と言えば聞こえがいいが、こいつは衛星軌道上で作戦行動を行う為の「宇宙戦闘機」だ。