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http://www.mainichi.co.jp/news/selection/archive/200401/11/20040111k0000m030023000c.html
2004年01月10日
ライス補佐官:
未発見の大量破壊兵器で弁解
【ワシントン和田浩明】ライス米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は9日、ブッシュ政権がイラク戦争開始の根拠とした大量破壊兵器が大規模戦闘終結から9カ月後の今も発見されていない問題に関連して、「真相を究明する条件が今ようやくそろったのだ。フセインがいた間は(捜索は)できなかった」と述べ、イラク攻撃は妥当だったとの従来の見方を繰り返した。
イラクの大量破壊兵器については、ブッシュ政権が誇張したのと疑惑が最近再燃しており、主要メデイアやシンクタンクなどからの批判が強まっている。
ライス氏は記者の質問に対し「イラクは98年以前、確かに(大量破壊兵器を)持っていたが、フセイン政権は国連の査察団も十分な調査をさせなかった」と述べ、開戦によるフセイン政権崩壊で初めて徹底調査の条件がそろったと強調。米政府の兵器捜索チームの結論を待つ姿勢を示した。
一方、フセイン政権がイラク戦争直前の昨年2〜3月ごろ、シリアに大量破壊兵器を移動したとの報道については「事実なら非常に深刻だが、確たる証拠はない。全ての手がかりを調べる」と述べた。
[毎日新聞1月10日] ( 2004-01-10-19:19 )