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■□■ 日刊ゲンダイ Dailymail Digest 2004年 1月12日号(平日毎日発行)
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☆ 明日、明後日の『日刊ゲンダイ Dailymail』は休刊です ☆
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◆◇ Today's Head Line
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インチキ学者大臣がまた怪しい経済会議を開催
最大の経済政策は竹中大臣の即刻辞任だ
■ 《イラク派兵》自衛隊員は一歩間違えれば殺人罪
■ 陸自先遣隊の派遣日程 二転三転のバカバカしさ
■ 《BSE牛》ちゃんちゃらおかしい米国の「安全」根拠
■ 《政府・日銀》いつまで続けるのか アホみたいな為替介入
──[ 連 載 記 事 ]──
▼ 【チケットの手配もまだ間に合う 2004年話題のイベント早見表】
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一体全体どうしたことか
“堀内巨人”突如長嶋ジャパンにソッポ
⇒ 故秋山登氏の「遅過ぎた殿堂入り」が教えるもの
⇒ 新連載《10億円メジャーリーガー4人の
スーパーリッチ&ゴージャスな私生活》
・ イチロー(シアトル・マリナーズ=年俸4年総額約48億円)
⇒ 連載《サッカーはピッチの外が面白い》
・ 格下ボローニャに半額以下で売り飛ばされた中田英寿の終着駅はJリーグ
⇒ 連載《GOLF Lesson 最前線(金井正樹)》
・ 引っかけそうな予感がするパットはこう打つ
⇒ 連載《自分の体は自分で守れ!“21世紀の医学”免疫力を強化する》
・ 正月におせちで食べるだけじゃもったいない!
黒光りするニクイやつ“黒豆”で今年一年マメに過ごす
⇒ 連載《このA級美女の評判と素顔》
・ 女優/松雪泰子
⇒ 連載《ワイドショーが報じない裏話 ハニー加藤のそれ行け! 記者会見》
・ 木村拓哉(ドラマ「プライド」制作発表)
⇒ 連載《週間芸能フラッシュバック 今週のRANKING!》
・ 1位:水野真紀ショック噂の彼が別の女と
⇒ 連載《芸能特捜隊 覆面座談会》
・ 芸能界最新ゴシップスキャンダルを検証
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≫ 牛丼の次は「タン塩」が消える!?
≫ インフルエンザ“流行”入り
─ Dailymail Businessより ─────────────────────────
■ インチキ学者大臣がまた怪しい経済会議を開催
■ 最大の経済政策は竹中大臣の即刻辞任だ
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小泉政権の経済政策を担当して3年、ウソとペテンで
日本経済をメチャクチャにしながら、またぞろ内外の学者を集めて
経済政策を討議というがバカバカしい。自分自身のPRのためなのか
「改革が進み景気回復の芽が出てきた」などとホザいているが、今更、
内外から30人の専門家を集めて政策討議とは、まるでドロボーを
捕らえてから縄をなうのと同じだよ、竹中さん
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インチキ学者が、またぞろ怪しい動きをしている。
竹中平蔵経財・金融相が、今月14日に内外の専門家30人を首相官邸に招き、
「官邸経済政策コンファレンス」と題して経済政策の討議をするという。発案者は竹
中で、かつてクリントン米大統領がホワイトハウスに多数の専門家を招いたのをマネ
たものだ。いかにも、米国かぶれのミーハー学者が考えそうなことである。
小泉内閣で経済運営を担当して約3年。口八丁手八丁でペテン理論を振りかざし、
日本経済をメチャクチャにしながら、今さら、専門学者を集めて6時間の討論とは、
どんな思惑からなのか。企業業績と株価が上昇し、GDPなどの経済指標に明るさが
出てきたことで、欧米では日本経済の再生に対する期待感が広がっているという。こ
の機会に、自分のやってきたことの正しさをPRするつもりだろう。
「竹中が呼んでいるのはハバード前米大統領経済諮問委員会委員長やリンゼー前米大
統領補佐官など“お友達”が中心です。竹中シンパ、小泉改革の支持者が大半だから、
厳しい批判が飛び出すはずがない。こんな会合は税金のムダ遣いですよ」(永田町関
係者)
▼ 政策討議は無策の裏返し ▼
自分を正当化するだけでなく、政策討議でアイデアを盗もうという計算もあるはず。
ドロボーを捕らえてから縄をなうのと同じで、いかに竹中が無策だったかを暴露する
会合でもある。同志社大教授の浜矩子氏(国際経済学)がこう言う。
「竹中氏の経済運営は、完全に手詰まりになってきたということです。シンクタンク
でも大学でも、やることがなくなると『国際シンポジウムでもやりますか』となる。
それと同じで、骨太だとか、構造改革だとか、いろいろとスローガンを掲げてきたが、
どれも中途半端に終わり、いよいよ打つ手がなくなったのです。海外の専門家を招い
て自国の経済政策について討論してもらうなんて、他の先進国では考えられません。
ドイツやフランスが、米国の専門家を多数招いて会議を開いたなんて聞いたことがな
い。ご本人は『オールド自民党ではできない芸当』とご満悦なのかもしれませんが、
奇異にしか映りません。よほど困っているのでしょう」
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■ 《イラク派兵》自衛隊員は一歩間違えれば殺人罪
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▼ 誤って市民を撃てば日本の刑法に問われる ▼
二転三転したあげく、きのう(9日)、陸自先遣隊と空自本隊にイラク派遣命令が
下った。自衛隊員はテロの恐怖にさらされることになるわけだが、実は自衛隊員がテ
ロ以上に恐れている問題がある。民間人を誤射した場合、「その国の刑法を適用する」
とCPA(米英の暫定占領当局)が定めていることだ。派遣される部隊内では「公務
で武器を使うのになぜ個人が罪に問われるのか」と不満の声が上がっているが、当然
だろう。
テロや暴動が頻発している危険地帯に赴き、ヘタに武器を使えば殺人犯にされかね
ないのでは、たまったものではない。
国際法が専門の明治学院大名誉教授の広瀬善男氏はこう言う。
「日本の自衛隊は世界のどの軍隊よりも法律による拘束がきつい存在です。他国の軍
隊の場合、交戦中の過剰な武力行使も軍法会議で免責されることが多い。しかし、平
時を想定している自衛隊には『正当防衛』しか許されないうえ、身内である軍法会議
もない。これでは不審者を見たら逃げるしかありませんよ」
現実に殺人に問われるケースも起きている。イラクの民間人を射殺したオランダ兵
が殺害容疑で身柄を拘束された。交戦規則違反とされ、軍に収監されたのだ。この兵
士はその後、釈放されたが、オランダでさえこうなのだから、日本の法律が適用され
る自衛隊員はビクビクだろう。
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