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今日の朝日新聞の朝刊に、
「イラクに派遣される自衛隊員の大半が道内の隊員」と報じられています。
その意味で、いまや北海道は、「イラクにいちばん近い地」とも言えます。
なにしろ北海道人口の「100人に1人近く」が自衛隊員なのですから、
今回のこの「派遣命令」を、道民はとても身近に感じているはずですが、
それにしては、みんな息を潜めて、黙りこくっている感じもあります。
以下に、新聞の記事を紹介します。
●「陸自の派遣命令」大半が道内の隊員
イラク派遣の陸上自衛隊第一陣には、旭川市に司令部がある第2師団をはじめ、
道内の北部方面隊に所属する師団や直属部隊から多くの隊員が選ばれる見通しだ。
約550人とされる要員の大半が、道内の隊員と鳴る。
9日の派遣命令を受け、16日ごろに出発予定の先遣隊は、
約30名のうち十数名が北部方面の隊員で、ほかは関東周辺の隊員ら。
今月末ごろに出発する施設部隊約80人と、2月下旬ごろから3派に分けて
派遣される見通しの本隊も、ほとんどが北部方面所属の道内の隊員で
占められそうだ。
本隊の構成は、
1)中枢の派遣群本部
2)通信、整備、補給、輸送などの小隊からなる管理中隊
3)衛生隊
4)施設隊
5)給水隊
6)整備中隊など。
これまでの国連平和維持活動(PKO)との最大の違いは、
警備要員が焼く130名と全体の4分の1近くを占める点。
宿営地や活動先、移動時の警備などが任務で、
現地の不安定な治安情勢を反映している。
こうした本隊要員を出す部隊は、
主力の第2師団が最も多い約350人となる見込み。
内訳は、警備要員すべてを同師団の第3普通科連隊(名寄市)から選抜。
施設隊と給水隊は第2施設大隊(旭川市)と第2後方支援連隊(同)を中心に、
北部方面直属の第3施設団(恵庭市)などからも選ぶ予定。
同じ直属の後方支援隊(同)と第7師団(千歳市)、第5師団(帯広市)からは、
整備や補給、給水などの要員が、
衛生隊には北部方面衛生隊や札幌病院などから、医官や看護隊員らが選ばれる見通し。
看護要員などの女性隊員は約10名。PKOでもすでに女性隊員が参加しているが、
北部方面総監部は、「たとえば医療活動で現地の患者らに接する際、
宗教上の理由などから女性でないといけない場合もあるため」と説明している。
本隊派遣は、先遣隊が現地で行う1週間程度の調査結果を受けて決定される。
出発までの間、射撃や警護、不測事態への対処、給水など
支援活動の訓練を続ける。