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(回答先: 旧政権の野心こそ脅威 米国務長官が報告に反論 (共同)ーー↑件名重複 申し訳ありません 投稿者 ああ、やっぱり 日時 2004 年 1 月 09 日 11:33:29)
9日のアルジャジーラNET英語記事に、アラブ法律家連盟が専門家をカイロに招待し、サダム・フセイン「元」大統領の弁護をする話し合いをした事が載っているね。この4日の事らしいがね。「しらみだらけのフセイン」ビデオが放送されてから一月になろうとしているのに、フセインその人の消息は、今も不明だ。その事について、この法律家達は、国際赤十字がフセイン大統領と面会する事も要求したと言う。そして、これがアラブ圏の見解と言う事になるが、今もまだ、憲法上のイラク元首はサダム・フセインだと言う認識で一致したと言うのだね。
その結論は、当然の結論だろうね。しかし、日本メディアのように、元々アメリカ軍の侵略戦争を美化してきた謀略メディアは、ここにあるように「フセイン旧政権」と称しているね。「元大統領」とも言うみたいだね。アラブ圏と日本で、あるいはアラブ圏と欧米で、憲法上のイラク元首が誰であるかの認識が大きく食い違っている事は、それ自体が国際紛争の原因ともなりかね無い。侵略戦争で、「イラク新政権」を樹立したなどと言う話は、出来ない相談だと知るべきだね。
ちなみに、「フセイン逮捕劇」とやらは、実は自分たちの手柄だったと、クルド人勢力が「暴露」したらしいね。フセイン捕り物帳と言うお話も、元々クルド人勢力がイラン通信社に流した情報だとね。これだけの手柄があるのだから、キルクークはクルド人によこせと、言う主張らしいがね。しかし、これがクルド人とアメリカ軍との内紛の原因となったのだったね。
クルド人が、どのようにフセインを「逮捕」したのかは、今でも不明だね。そこで、どんなやりとりがあったのかも、不明なままだ。しかし、こういう手柄話が浮上し、領土分割に影響する事となり、アメリカやイギリスとイラク・クルドの関係は、かなり緊張しているね。
クルド人勢力からこの暴露情報が出された後、クルド人勢力「ナンバー2」が何者かに銃撃され、護衛が全員死亡したと言うね。本人は、負傷したが生きているともね。とは言うものの、これも2001年の「911」直前に発生したアフガニスタン「北部同盟」のマスード司令官暗殺事件と同じ顛末を辿るかも知れ無い。クルド人勢力も、侵略軍と組んで危ない橋を渡っている限り、この手の暗殺事件や内部抗争に見舞われる事は、判っていた筈だがね。
フセイン捕り物帳とやらの後日談は、まだ終わってい無い。まだまだ、色々な事件が起き、色々な真相が浮上するだろうからね。そして、まだまだ、イラクのゲリラ戦争は終わりそうに無い。侵略軍がすべて撤退するまで、このゲリラ戦争は続くだろうね。イラク侵略は、泥沼化し、ベトナム化したと言う所以だね。