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(回答先: このようなこともありました!全国会議員の意志を完全無視した「コメの輸入」 投稿者 平和屋 日時 2004 年 1 月 08 日 16:18:15)
戦後の農水省は、農業のためというよりは、工業化を推進する農政に熱心でした。
農民を工場労働者として吐き出し、農地を住宅や工場用地に提供させ、そればかりか、大型機械を買い込ませ、化学肥料や農薬を多用させ、ほ場整備のためにゼネコンにどんどん仕事を与えていく。
その証拠に、農業予算のほとんどは、機械産業や、農薬産業、化学肥料産業、土木工事、役人たちの人件費で消えていったわけです。
酪農畜産でも、アメリカから穀物飼料を輸入して、大きな畜舎を作り、肉や乳の生産工場化を推進してきました。
こうしたシナリオ(農業基本法など)は、すべてアメリカの顔色ばかりうかがっていたお役人が書いたものであり、そこには「農民」や「日本の農業」をみつめる視点はありませんでした。ウルグアイ・ラウンドも、まさにしかりですね。