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イスラエルの有力政治情報筋は4日、「トルコとイスラエルの関係は、イスラエルの情報機関のモサドがイラク北部のクルディスタン地域のクルド人を支援していることを背景にして、最近非常に緊張している」と明かした。5日付のパレスチナの有力紙、アル・クドゥス・アル・アラビーが報じた。
国内にクルド人問題を抱えるトルコは、モサドによるクルド人へのこのような支援に強硬に反対している。
この緊張を抑えるため、シャロム、イスラエル外相は、シャロン首相と協議して、在アンカラ、イスラエル大使をトルコ外務省に派遣し、独立と国家建設のためにクルディスタンのクルド人に支援を与えているとの情報を否定する内容のシャロン、シャロム両氏の書簡を同大使は渡した。
イスラエルの公式ヘブライ語放送によると、アンカラ政府は、イスラエルによる”剥き出しのトルコ内政干渉”に公式に抗議した。イスラエル放送は、「イスラエルの政界は、アンカラがこの微妙な問題に対するイスラエルの事情説明を受け入れたことと希望する」と付け加えた。
クルド人たちは、「イラクが反対するなら、トルコはイラクに派兵しない」とのラジャブ・アルドガン、トルコ首相の声明を以前、歓迎したことがある。
西側のメディアは以前、イラク北部の情報筋からの話として、イスラエルのモサドの諜報分子が、最近の数ヶ月間、シリア国境近くのサウィタ地区の土地、250ヘクタールを貧困なクルド人から、時には相場の10倍もの高価格で購入したと、報じた。クルドの複数の情報筋は、将来、対シリアを目的とした諜報基地に衣替えする予定の土地に鉄条網を張り巡らしたと語った。
同筋によると、複数の慈善団体を装って活動するイスラエル情報機関の分子は、ジャラール・タラバーニ、クルディスタン愛国同盟(PUK)議長支配下にあるイランとの国境近くのほかの地域の土地を、貧しい住民たちから購入するというイラク北部でのキャンペーン拡大に関して、国連と調整して活動している。それにより、イラン・イラク両国間の大規模クルド人密輸業者たちを使って、国境でのイラン側の動き一部始終に関する情報収集が可能になる。
同筋によると、イスラエル情報機関は、少なくとも相場の10倍の価格で土地を購入していると付け加えた。
同筋は、「モサドはトルコやシリア、イラン国境沿いのイラク北部地域に設置されたアメリカの(通信)設備を全面的に利用して活動している。現段階でモサドが収集している情報はイラク国境でイラン側と連携する細胞組織に関するものである」と指摘した。
西側のメディアは、クルド人情報筋から伝えられた話として、アルビールやスレイマーニーヤ、ダフーク各都市でユダヤ人実業家たちがクルド人実業家たちとどのような行動をしているかを明らかにした。
同筋によると、モサドの要員たちは、移動にクルディスタン州のナンバープレートを付けたジープを利用しており、彼らの多くはアラビア語とクルド語を流暢に話すという。
また、同筋は、米中央情報局(CIA)とモサドは、共同でトルコとの国境で、アメリカ占領軍に対する攻撃のためにイラクに入国しようとするイスラム過激派に対して待ち伏せ作戦を実施した、と明かした。