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【ワシントン=伊藤俊行】米軍はイラクの治安回復のため、沖縄に駐留する予定だった海兵隊の2個歩兵大隊1600人をイラクに派遣する方針を固めた。米軍筋が明らかにした。
1600人は昨年12月に沖縄入りしたが、早ければ2月にもイラクに向けて出発する。イラク駐留期間は7か月の予定。この間、沖縄への海兵隊兵力の補充はなく、沖縄駐留の海兵隊歩兵戦力は、通常の4個大隊態勢から、当面は2個大隊態勢となる見通しだ。沖縄駐留の米海兵隊は1万7000―2万人。うち歩兵要員は4個大隊で約5000人弱。
米国防総省は、イラク駐留の米陸軍の交代要員として、海兵隊約2万5000人を米本土などから派遣する方針だ。これを受けて海兵隊では、6か月交代で沖縄に駐留している部隊をイラクに展開できるかどうか、日本周辺の地域情勢も含めて検討を続けてきた。
その結果、米軍全体のローテーションの観点から、沖縄駐留部隊のイラク派遣は不可避だと判断した。沖縄にすでに12月に派遣した2個歩兵大隊1600人のほか、今後、沖縄に展開予定だった1個歩兵大隊の派遣も検討している。
米政府は将来的には、イラク駐留米兵の数を漸減させていく方針で、沖縄の海兵隊の4個歩兵大隊態勢は基本的に維持する考えだ。
(2004/1/8/03:04 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20040108i101.htm