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まずは2ちゃんねるのニュース速報に立ったスレッドから……
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【恥知らず】本日放映:世界ドラマ初・アウシュビッツで撮影【巨塔】
1 名前:ちんげ 04/01/08 17:18 ID:ydgdM4On
俳優、唐沢寿明(40)が主演するフジテレビ系人気ドラマ「白い巨塔」(木曜後10・0)が、
12月上旬にポーランド・アウシュビッツの強制収容所跡でロケを行うことになった。
年明けの第11話が2時間スペシャルとして放送され、その目玉として登場。
ドキュメンタリー以外で撮影隊が同収容所跡に入るのは世界で初めて。
http://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/pub_2003/03-419.html
http://www.sanspo.com/geino/top/gt200311/gt2003112801.html
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こちらフジテレビ
http://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/pub_2003/03-419.html
2004年も話題必至!
アウシュビッツロケを敢行!!
フジテレビ開局45周年記念ドラマ
『白い巨塔』
待望の第二部 2時間拡大版でスタート!
<2004年1月8日(木)午後9:00〜10:54放送>
アウシュビッツの死の線路に佇む財前五郎。(-3℃の極寒の中でロケが行われた。)
唐沢寿明
熾烈な権力争いをくぐり抜けて教授の座を勝ち取った財前五郎(唐沢寿明)は、就任早々、ポーランドで開催される国際外科学会に招へいされ、特別講演と手術の供覧を依頼される。そんなとき、里見脩二(江口洋介)が、財前が食道癌の手術をした患者・佐々木庸平(田山涼成)の肺の影について、あらためて検査するべきではないかと注進するが、学会の準備に追われる財前は聞く耳を持たず、渡航してしまう。学会での財前の講演と手術は、世界中から集まった医師たちの賞賛を受ける。
権力と名誉を欲するがままに手中に収めていく快感に喜びを感じる財前のもとに佐々木の急変を知らせる里見からのメールが届くー。“些細な事”を海外まで報せてくる里見に腹を立てる財前。しかし訪れたアウシュビッツ強制収容所跡で、線路に佇んだ財前は人間の生命の尊厳を思わすにはいられなかった。線路は二股に分かれていた。左は収容所の入口へ、右はガス室の入口へ、線路は続いていた。いずれも地獄へー。 大ヒットドラマ『白い巨塔』第二部は、1月8日(木)午後9時から2時間の拡大版でスタートする。ポーランドロケもあり、見応え充分のスペシャルだ。
原作では財前五郎がドイツ・ハイデルベルクで行われる国際外科学会で特別講演を、ミュンヘン大学で手術の供覧を行い、ベルリンの壁を見て、そしてナチスがユダヤ人を大量殺りくした収容所跡として公開されている、ダッハウ強制収容所を訪れるさまが描かれている。
アウシュビッツの案内人コバルチックと。(コバルチック氏はこの収容所から逃げて生き延びたほんの数百人の一人。)
唐沢寿明 、奥貫薫、コバルチック
今回ロケを行ったのは、ポーランドのワルシャワ、世界遺産に指定されている旧市街などのほか、アウシュビッツの強制収容所跡。アウシュビッツに、ドキュメンタリー以外の撮影隊が入ることが許可されたのは、世界で初めての事である。
番組のプロデューサー和田行は、「ロケ場所をアウシュビッツに設定したのは、原作の山崎豊子先生とのお話からです。以前、先生から、ご自身がアウシュビッツに赴いた際に受けた衝撃について伺って、我々も今回のドラマではぜひともアウシュビッツでの撮影を敢行したいと。一年ほど前からプランニングし、ポーランド政府ならびに国立博物館へオファーしていたところ、このたび許可が下り、撮影を行う運びとなりました。
生命の尊厳を描くというドラマの内容を理解していただいたことと、装飾などを一切せず、今のアウシュビッツそのままを映し出すという先方の条件とこちらの撮影内容が合ったことが、世界で初めてのドラマ撮影へとつながったのだと思います。
人間の生命をも自在に操っているかのような尊大な意識でいた財前五郎が、かつて150万人もの人間が同じ人間によって無残に殺された場所に立って、生命の尊厳を考える、というこのシーンは、『白い巨塔』が、医学界の実態を描いた衝撃的な社会派ドラマであると同時に、濃密で深遠な人間ドラマであるといえる、象徴的なエピソードです。また、このとき、財前は自分の患者の死を知らされるのですが、その命の重みについては、心に響いていない。人間の多面性も描く大切なシーンだと思います。」と企画について説明する。アウシュビッツの学芸員は「どのくらいの人々が見てくれるのか」「少しでも多くの人に見てほしい」と語っていたという。
ケイ子がワルシャワまで財前を追ってきた。(世界遺産となっている旧市街の美しい町並み)
唐沢寿明、黒木瞳
実際の撮影については、「想像の域を超えた、立ちすくんでしまうような迫力のある場所。特殊な緊張感の中で撮影は進みました。天候も、数時間の間に、雨がヒョウに変わって雪に、かと思えば、急に鉛色の雲の一部が割れて、陽の光がさしてきたり。非常に強い画になったと思います。監督の西谷も“生命の画が撮れました”と。」
財前五郎役の唐沢寿明は、撮影前に、「(アウシュビッツは)プライベートではなかなか行く機会のない場所だから、こういう形で訪れることができるのは、うれしい。『白い巨塔』の内容に通じる、人間の善い面、悪い面の両方がそこにはあるような気がする。その場所に立ったときに、自分がどんな風な感じを受けるか楽しみでもあるね。」と話していた。帰国後に感想を聞くと「非常に複雑な気持ちだった。言葉では表せない。」と言葉少な。アウシュビッツでは、撮影の合間に、ひとり静かに展示室の説明を読んでいたという。教授選を軸に人間の欲、業を描いた第一部から、人間の生命の尊厳を問う第二部へのターニングポイントとなるスペシャルの象徴的なシーンとなりそうだ。
財前教授の総回診。
奥田達士、伊藤英明、唐沢寿明、片岡孝太郎、小林正寛
第一部は10回の平均視聴率が21.1%というヒット作となった。内容的にも非常に評価が高い。「多くの人に見てもらっているのは幸せなことだと思うよ。原作が名作であること、前作のインパクト、役柄の難しさと、これまでになくプレッシャーも感じていて、寝るまで台本を離さないでいるからね。その分、充実感も大きい。いい作品をやらせてもらっている実感がある。すごい役者がいっぱい出てるじゃない?いつやられるかって思うよね。役者同士、プラスとプラスでお互い上に上がっていける。誰も負けてない。江口も、今まで見せたことないような顔を見せてる。登場人物全員が、全部しっかり描かれているところが、このドラマの面白さ。うまくいってるよね。」と唐沢。俳優の仕事の厳しさを再認識しているという。
「『白い巨塔』は、人間の生命の尊厳という大きなテーマがある人間ドラマで、普遍的な作品。僕は今回このドラマで、財前が“今”を生きる人間として、“今”の『白い巨塔』に存在するように演じようと思ってる。だから、視聴者の方々に“時代”を感じてもらえたらうれしいね。後半は、財前の内面の変化をリアルに表現していきたい。見る人が、自分がその立場になったらどうするか、考えてもらえたら。」2004年は、この『白い巨塔』第二部のスタート、そして映画『嗤う伊右衛門』『CASSHERN』の公開、舞台『浪人街』の上演と、俳優・唐沢寿明のさまざまな顔を見られる年になりそうだ。
2003年12月25日発行「パブペパNo.03-419」 フジテレビ広報部
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サンスポ(サンケイスポーツ)
http://www.sanspo.com/geino/top/gt200311/gt2003112801.html
フジ「白い巨塔」が“世界初”のアウシュビッツ・ロケ
俳優、唐沢寿明(40)が主演するフジテレビ系人気ドラマ「白い巨塔」(木曜後10・0)が、12月上旬にポーランド・アウシュビッツの強制収容所跡でロケを行うことになった。年明けの第11話が2時間スペシャルとして放送され、その目玉として登場。ドキュメンタリー以外で撮影隊が同収容所跡に入るのは世界で初めて。ロケに参加する唐沢は「人間の善い面、悪い面の両方がそこにはある」と気を引き締めている。
〔写真:アウシュビッツロケを敢行するドラマ「白い巨塔」。左は財前役の唐沢寿明、右は里見役の江口洋介〕
◇
「白い巨塔」が世界初の貴重なロケを行う。
アウシュビッツでのロケは12月4日から11日まで敢行。唐沢演じる外科医、財前五郎がポーランドで開催される国際外科医学会に招聘され、休日を利用してアウシュビッツ強制収容所跡を訪れる、という設定だ。
山崎豊子さんの原作では、財前はドイツのダッハウ強制収容所を訪れる筋書きだが、フジのドラマではアウシュビッツに変更。関係者によると、ロケ先をアウシュビッツにしたのは、著者の山崎さんがアウシュビッツを訪れた際、強い衝撃を受けたためという。
その話を聞いた制作スタッフが、同所での撮影を1年ほど前から計画。
ポーランド政府や国立博物館にオファーを出したところ、このほど許可が下りた。
生命の尊厳を描く同ドラマの内容が理解されたことや、装飾などを一切せず、現在のアウシュビッツそのままを映し出すことを守るという条件で合意した。
ドラマ関係者は「尊大な意識でいた財前が、かつて150万人もの人間が同じ人間によって無残に殺された場所に立って生命の尊厳を考えるシーンは、『白い巨塔』が社会派ドラマであると同時に濃密で深遠な人間ドラマといわれる象徴的なエピソード。
財前の持つ人間の多面性も描く大切なシーンだと思います」とアピールしている。
歴史的な悲劇と直接対峙する唐沢は「プライベートではなかなか行く機会のない場所。
『白い巨塔』の内容に通じる人間の善い面、悪い面の両方がそこにあるような気がします。
その場所に立った時、自分がどんな風な感じを受けるのか…」と厳粛な気持ちでロケにのぞむ覚悟だ。
2時間スペシャルは1月8日午後9時から放送予定。
★アウシュビッツ★
ポーランド南部の都市、オシヴェンチムのドイツ語名。第二次世界大戦中、ナチスの強制収容所のひとつがここに作られ、ユダヤ人ら多数が虐殺された。
★平均視聴率20%超
「白い巨塔」は大学病院を舞台に医学界の“知られざる実態”と生命の尊厳を描いた山崎豊子さんの代表作。同局が故田宮二郎さんの主演以来、25年ぶりに連続ドラマ化し10月9日にスタート。今月20日まで7話を放送(全21回予定)し、平均視聴率20.8%(ビデオリサーチ関東地区)と高視聴率をマークしている。来年1月8日のスペシャルは財前をはじめ男たちの命運が急展開していく第2部のスタートとなる。
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