現在地 HOME > 掲示板 > 戦争46 > 266.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
政府は7日、拉致被害者家族の帰国問題をめぐる北朝鮮提案について、受け入れが可能かどうか本格的な検討を始めた。
被害者による「平壌空港出迎え」案については、政府内で帰国の確約を条件に容認する声も出ており、北朝鮮が外交ルートで打診してくるかどうかが焦点だ。
ただ被害者の永住帰国を「約束違反」と主張する北朝鮮に対し、日本政府が「遺憾の意」を表明することには抵抗感が強く、北朝鮮があくまでも要求してきた場合、協議の難航は避けられない。
福田康夫官房長官は7日の記者会見で、北朝鮮提案に関し「政府間で話を詰めなければならない」と述べ、政府間で協議する用意があるとの考えを示した。
また、外務省筋は「平壌出迎え」案について「拉致被害者の同意があれば、検討に値する」と指摘。政府関係者も「とにかく被害者家族が帰国できるのなら、形式にはこだわらない」と述べた。
一方で、政府が拉致被害者を北朝鮮に戻さなかったことについて「遺憾の意」を公式表明する案を受け入れると、北朝鮮に対し「一時帰国と約束したことはない」と反論してきただけに、政府の見解を撤回することになりかねない。
もっとも北朝鮮の核開発をめぐる次回6カ国協議の日程見通しが立たない中、拉致問題に関する日朝協議が優先されるとの見方は政府内には少なく、外務省幹部は「6カ国協議のセットが先ではないか。2国間協議はその中で行うことになるだろう」と述べた。
http://www.sankei.co.jp/news/040107/0107sei119.htm