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1月6日 09:33 中国台湾網(注:要串 日本からはアクセス規制)
中国台湾網1月6日消息 香港の有名な経済学者郎咸平は昨日台湾海峡情勢に対して観点を発表して言っている。中国大陸は台湾に対して一度「迅速で極めて的確」な軍事行動をとるべきで、ひとたび大陸が武力に訴えれば台湾人の利益に損害を与え、台湾人は「大騒ぎして散り散りになる=一哄而散」現象を引き起こす。
香港中文大学郎咸平教授はネット上で署名入りの文章を発表して言っている。もし中国が適切な環境下で台湾に対して武力の干渉を行うならば、「たった1度の戦争で、必ず大騒ぎして散り散りになるどたばた劇を引き起こすと、間違いなく断言出来る。台湾人の理性思惟には原則など殆どない為、いつも自分の利益を優先することを前提としている。」
彼が思うところは、中国政府は大規模な戦争をする必要はなく、台湾人の大騒ぎして散り散りになる心理状態によって「台湾独立」の計画を覆すべきだ。「ひとつの迅速で極めて的確な行動は問題を解決することができるだけではなく、その上更に国際社会にも受け入れられる。」
彼は言う。「この急速な行動は、中国の国際イメージと経済発展に対していかなる著しい影響をもたらす事は有り得ない。その上この行動は更に国民全体の意識を凝集させ、政府に対する求心力を増加させられるし、かえって政府指導者と未来の経済発展に利益になる。」
郎咸平は昨日の分析香港の中で、去年のSARS期間中、大陸と台湾人の態度の不一致から結論を導き出して論説している。台湾人は「すべて自分の利益を出発点として理性的思考をする」。台湾人の思惟の別の1つの特徴は、物事に対しての立場が容易に動揺する。
郎咸平は指摘する。現在台湾当局の主導者達は「台湾独立」というアンダーラインに挑戦し、中米双方の更なる緊密化を招き込み、この局面はかえって「台湾独立」を抑えることに対して有利だ。
大陸政府主催の人民網は今日、フォーラム上で1篇のネットユーザーの文章を発表して言っている。「台湾独立」に対しての戦争開始が、中国経済を粉砕することはありえないだけではなく、相反して、中国経済に大々的促進を与える。大陸は再三戦争を避けてきた。主な理由は中国人という味方同士が殺し合うのを見たくないのだ。もし「台湾独立」勢力が自分は中国人ではないと思っているならば、大陸の道義上の負担はまたたくまに軽減する。(佐林)
【解説】
台湾外省人が大陸の武力侵攻に対して一哄而散となるのは何も今に始まった事ではなく、また、外省人が私利私欲によって行動するというのも大陸発祥の感覚である。それが証拠に結末では自ら「中国人という見方同士」と結んでいる。
もともと漢人はその政権が生まれ変わるたびに、倒された政権側の民衆は一族財産を持って逃げてきたという歴史を有し、それは未だに変わっていない。
私の知り合いの外省人(在日本)の殆どがつい数年前迄、台湾島なんていずれ大陸に武力侵攻されてしまうと思っていた。
それ故彼らは親族を頼り一族の財産を世界中に分散させている。私の知る限りでもほぼすべての人達が日本のみならずカナダや、更には最近では上海等にその一族の拠点を移している。
注目すべきはその彼らの殆どがかつての国民党政府寄りで比較的裕福な人々という事である。
翻って台湾島にその家系を置くいわゆる本省人達は、私がこの日本において見てきた限り、彼ら外省人にどこか小馬鹿にされてきた。
日本に来る本省人(高砂族なども)はその殆どが貧しい家計を助けるためにアルバイトに来ていたのに対し、外省人の場合はその大元が台湾系華僑という金銭ネットワークをよりどころとしている。
何故なら金がすべてであるという漢民族の本質があるからだ。
そんな(あからさまではないが)雰囲気に嫌気がさすのか、今では本省人は全く日本に来なくなった。
さらに面白いのがその台湾外省人が経営する飲食店などの従業員の殆どが今や大陸出身中国人に占められているという現実である。
先日私はとある在日本外省人に「台独」について聞いてみたところこう答えた。
「ワタシ ニホンジンニナル」
しかしその台湾が変わった。
蒋政権時代の恩恵を授受してきた外省人達は既に拠点を台湾島以外に移しており、今台湾で独立と叫んでいる人達は外省人も含めて、蒋政権の呪縛から放たれ自らが生まれた台湾という美麗島を心底愛している人達なのだ。
Illa Formosa!!
しかし、郎咸平の指摘する米中の更なる緊密化というのは否定できない現実である。
現在の大国論理のもとでは中国による小国への干渉介入は容認される傾向にある。
【参考】
>>51
「日本抑制は米の利益」 故ニクソン元米大統領、中国に明言(産経)
http://www.sankei.co.jp/news/031212/1212kok052.htm
会談では、日本の台湾への軍事的進出を懸念する周氏に、ニクソン氏が「米軍が日本に駐留しなければ、日本人は(台湾に進出させまいとする米国の意図を)気にも留めないだろう」と述べ、日本の台湾進出を防ぐためにも米軍駐留が必要と強調。日本が台湾独立を支持しないよう影響力を行使すると約束している。