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(回答先: Re: 手紙爆弾多数、「欧州右派連合党」を狙う:日本のマスコミはどんな言語センスをしているのか? 投稿者 rand 日時 2004 年 1 月 06 日 08:55:42)
Randさん、はじめまして。レスありがとうございます。
そうですね。でも、これが翻訳だから余計に腹が立つのです。「自由民主党」なら「ああ、要するに『看板』か。それにしてもとんでもない誇大広告だな。」ということになるのですが、外国語の翻訳なら、各国で「Popular Party(スペイン語ではPartido Popular:パルティード・ポプラル)」がどんな実態を指しているのか、を調べた上で使うべきで、そうしなければ「知らない人に嘘を伝える」ことになるのだと思うんです。
少なくとも「人民」ならpeopleで、もちろんpeopleもpopularもラテン語では同根の言葉で、辞書には「人気のある、大衆的な」という意味はあるのですが、「人民党」では「人民のための党」「人民を代表する党」のイメージで、実態を見るとこれはいくらなんでひどいと思います。
スペイン語ではPartido Popular Europeoというのですが、私が、というよりもスペイン人がPartido Popularと聞くと、まず、あのヒトラーを気取ったチョビ髭のアスナールやどう見てもヤクザ顔のトリーリョなどの顔を思い浮かべ、European Popular Partyと聞いてもその延長でしかなく、どうひっくり返っても「人民」のイメージは出てきません。
もっとも実際に「人民」を国名に持つ国家にもロクなところは無いようですが。ああ、ひょっとしたら、それを意識して、皮肉のつもりで使っているのかな?