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(回答先: アルジャジーラ:小泉首相とのインタビュー 30分以上放映「イラク復興のため派兵する」と明言 投稿者 【毎日新聞記事】 日時 2004 年 1 月 04 日 22:34:22)
http://www.asahi.com/international/update/0104/008.html
中東・カタールのアラビア語衛星テレビ局「アルジャジーラ」が3日夜、小泉首相とのインタビューのほぼ全体を約30分にわたって放送した。イラクへの自衛隊派遣へのアラブ世界の違和感を示す質問と、「国際協調」を強調する小泉首相の回答とはすれ違った。
首相会見の放送は昨年末、インタビュー直後に流した骨子に続くもので、アラブ世界のメディアが日本の首相との会見を一問一答形式で放映したのはこれが初めてだ。首相は自衛隊派遣について「復興支援のためであり、戦争しに行くのではない」と繰り返した。これに対し、アルジャジーラの記者が「民政任務が軍隊によってできるのか」と突っ込むと、首相は「テロ攻撃が国連職員に向けられ、1カ月前に日本人外交官も犠牲になった。イラクへの貢献にはテロからの自衛が第一だ」と答えた。
記者はさらに「外国軍に対するイラクでの武装攻撃をテロと考えるのか」と質問。アラブ世界では米英主導の外国軍に対する攻撃が「抵抗運動」と考えられていることを踏まえたものだが、首相は直接答えず、「イラクでは状況を不安定化しようとする少数の集団がいるが、多くの民衆は祖国の再建を望んでいる」とかわした。
記者が「アラブ民衆は日本に尊敬を抱くが、米国の政策には否定的な見方だ」として、米国に協力する自衛隊派遣の是非をただしたのに対しては「日米の同盟関係は日本にとって国家安全保障の一部である」と答えた。
イラクやエジプトなどで反応を聞くと、日本の首相がアラブ世界のテレビに登場し、肉声で語ったことには好意的な声が聞かれたが、米軍の「イラク占領」に対するアラブ世界の反発を十分に理解していないとの見方が一般的で、自衛隊派遣を納得させるには至らなかったようだ。
(01/04 21:19)