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http://www.asahi.com/international/update/0104/009.html
アフガニスタンのロヤ・ジルガ(国民大会議)は4日、新しい憲法を採択した。国家体制を「イスラム共和制」と規定、直接選挙で選ばれる大統領と、二院制議会の設置など民主主義の基本制度を盛り込んだほか、男女平等も明記した。その一方で、イスラム教を国教とするなど宗教色も濃い内容。会議は3週間に及ぶ激論の末、国連と米国の仲介で決着した。
4日午後の本会議ではムジャディディ議長が「神のおかげで、困難な作業は最終合意に達した」と宣言、全代議員が賛成した。
内閣を主宰し軍司令官をかねるという、カルザイ大統領が望んでいた米国型の大統領制が基本的に認められた。
抑圧されてきた女性の権利に関しては、「すべてのアフガン市民は平等な権利を持つ」という草案に「男女を問わず」との文言が挿入され強化された。
一方、前文の冒頭にコーランの一節を引用したほか、「すべての法律はイスラム教の信仰に反してはならない」と明記。イスラム保守派の要求をいれて、憲法の履行状況を監督する独立委員会の設置も盛り込まれた。
初の大統領選は6月の予定。カルザイ大統領がすでに立候補の意思を表明しており最有力と見られている。ただし、タリバーンのゲリラ活動は活発化する勢いで、公正な選挙が全土で実施できるかどうかは、依然、予断を許さない状況だ。
(01/04 23:07)