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陸自先遣隊標的 テロ計画
旧政権残党サマワで5人拘束
【サマワ(イラク南部)=時事】陸上自衛隊先遣隊がイラク南部のサマワに到着した十九日、イラク警察が、先遣隊を直接標的にしたテロを企てたとして、旧フセイン政権残党とみられる五人をサマワ市内で拘束していたことが分かった。アブアンマル容疑者(42)=自称=らで、先遣隊の到着日にテロを実行する計画を立てていた疑いがある。警察は計画の全容解明を急ぐとともに、ほかにも共犯がいるとみて調べを進めている。=自衛隊派遣関連<2><3><34>面
サマワを州都とするムサンナ州の治安当局高官が時事通信に明らかにしたもので、同州のカリム警察長官も確認した。先遣隊の佐藤正久隊長は「これまでのところ、サマワの治安に大きな問題はない」と強調していたが、自衛隊へのテロの懸念が浮かび上がった。
治安当局高官によると、隣接州のナシリヤからサマワに不審なグループが入り込んだとの情報提供を昨年十二月九日、受けた。グループはフセイン元大統領の親衛隊、サダム・フェダイーンの元メンバーの疑いがあることが判明。警察のエージェントが地位を隠してグループに接触したり、電話傍受などの内偵捜査を続けた結果、第三者から資金提供を受け、陸自先遣隊へのテロを計画している疑いが強まった。
警察当局はこうした経緯を踏まえ、十九日にサマワで開かれた州やオランダ軍などによる治安委員会で「数日内にも自衛隊を狙ったテロの可能性がある」と報告。同委員会の了承を得て五人を拘束し、市内のホテルや民家も一斉捜索した。具体的にどのようなテロが計画されていたかは不明。
調べでは、容疑者の中にはフセイン元大統領のいとこで、旧政権最高幹部の一人だったアリ・ハサン・アル・マジド元国防相に近い人物が含まれていた。五人のうち一部は、サマワ市内に家族を持っているが、計画の発覚を恐れ、ホテルに滞在していたという。
治安当局高官は、テロ計画の摘発を先遣隊に伝えたかどうかについては明言を避けたが、ムサンナ州の治安を担当するオランダ軍に詳細は伝えられていないもようだ。この高官は「計画は未然に防いだ。ほかにテロの企てがあるとの情報は今のところ得ていない」と述べ、今後の治安維持に自信を示した。
http://www.chunichi.co.jp/iraq/040124T1314002.html
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明日にも自公党首会談で自衛隊本体派遣最終合意の予定。