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【ワシントン=菱沼隆雄】米国防総省は23日、ブッシュ大統領が2005年会計年度(04年10月―05年9月)の国防予算として、前年度比7%増となる総額4017億ドル(約42兆9000億円)を議会に要請すると発表した。
国防総省によると、予算では、世界的規模で進めるテロとの戦い、米本土防衛を最優先する。ラムズフェルド国防長官は、有能な兵員確保のため、給与面などでの待遇改善や訓練の充実、技術革新を受けての軍変革、情報収集能力の強化にも重点を置いていることを明らかにした。
米国の国防予算は冷戦後、1990年代後半に底を打ったがその後は上昇。一昨年は対前年度比13・5%と過去20年で最大の伸びとなり、昨年も4・2%増で、米国の軍拡傾向はより鮮明になっている。
国防総省は昨年、テロ戦争や「ならず者国家」との、長い戦いに備え、2005年から2009年まで毎年約200億ドルずつ予算を増額する中期計画も提示している。英国際戦略研究所によると、米国の国防費は2001年の実績で、世界の2位から11位までの10か国の合計にほぼ等しく、米国の軍事費が突出していくのは確実だ。
また、400億ドルとされるイラク戦費は今後、追加補正されると見られている。
(2004/1/24/13:00 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20040124i105.htm