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【ダボス(スイス東部)=長谷川由紀】米占領統治下で一定の権限を持つイラク統治評議会のパチャチ議長は23日、当地で開かれている世界経済フォーラム年次会合(通称ダボス会議)に出席し、「国連は、憲法制定など(主権移譲プロセス)で重要な役割を担っている」と、イラク再建に向けた国連の積極関与の必要性を強調した。
議長は今月19日、連合国暫定当局(CPA)のブレマー行政官とともにニューヨークの国連本部を訪問。アナン事務総長に、暫定議会でイスラム教シーア派が求める直接選挙が実施できるかどうかを調べる国連調査団の派遣と、昨年8月の国連現地本部爆破テロで死亡したセルジオ・デメロ氏に代わるイラク特別代表の早期選任を要請している。同じ会議に出席したイラクのゼバリ外相も「1日も早く特別代表が決まることを願っている」と表明した。
パチャチ議長はまた、イラクの治安状況について「警察や軍の整備が進み、犯罪は減少傾向にある。経済再生が治安向上のカギを握っている」と述べ、経済復興に向けた国際社会の協力にも期待を表明した。ダボス会議には当初、ブレマー行政官も出席する予定だったが、直前に取りやめた。
(2004/1/24/12:49 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20040124id01.htm