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【ワシントン=菱沼隆雄】北朝鮮の核問題に関する次回6か国協議の開催について、仲介役の中国が米政府に対し、北朝鮮が出席に前向きの姿勢を示しているとの感触を伝えてきたことが明らかになった。複数の米政府筋が明らかにした
北朝鮮が、参加に際しての前提条件を取り下げる方向で軟化していることも考えられ、2月中に開かれる可能性もでてきた。米政府筋は、中国からの報告はごく最近であるとして、「2月開催に向けて勇気づけられる動き」と述べた。
次回協議の開催問題に関しては、ケリー米国務次官補(アジア・太平洋担当)も22日、日米韓3か国の外務省局長級協議の終了後、記者団に対し、「6か国協議が早期に継続されることを強く希望している」と述べた。国務省のエレリ副報道官は同日の記者会見で、ケリー次官補の発言について「空虚なレトリックではない」と述べ、次官補の発言には何らかの根拠があることを強調した。ただ、具体的な日程については、「公表できる時点にはない」(副報道官)としている。北朝鮮は、金正日総書記の誕生日である2月16日前後は関連行事で動きがとれなくなるため、2月中旬前の開催に持ち込めるかどうかが焦点となる。
6か国協議に関しては、「核凍結」の見返りに経済支援や安全の保証の供与を前提条件にする北朝鮮と、あくまで「検証可能で不可逆的な完全な核放棄」を求め、前提条件なしの協議開催を求める米国や日韓が対立している。
(2004/1/23/19:14 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20040123i311.htm