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【米英、緊張の錬金術=詐欺】北朝鮮セックスアップ  
http://www.asyura2.com/0401/war46/msg/1152.html
投稿者 FakeTerrorWatcher 日時 2004 年 1 月 23 日 07:14:11:ctKRGOvG/DIEQ
 

Pentagon report throws doubt on defence system capability


Thursday, January 22, 2004
http://www.abc.net.au/news/newsitems/s1029793.htm
A Pentagon report says existing test data gives only limited confidence in a missile defence system that the United States is intent on deploying from this year and which Australia is to be part of.



 できそこないMDについてペンタゴンがレポートを提出したこのタイミングに登場したのが以下の北朝鮮の話である。全く見事なものだ。
 あとで、MDができそこないだと報じても、だからと言っていらないと言うわけにはいかないだろ、となるだろう。
「プルトニウム」を見せられた 訪朝の元研究所長が証言

http://www.asahi.com/international/update/0121/012.html
 北朝鮮・寧辺の核開発施設を1月上旬に訪問した米ロスアラモス国立研究所のヘッカー 元所長は21日、米上院外交委員会の公聴会で証言し、「プルトニウム」と北朝鮮側が主張する物質を見せられたことを認めた。「観察結果を総合すると、プルトニウムであってもおかしくはない」と述べ、本物である可能性が高いとの見方を示した。
 同氏は、「北朝鮮が核兵器を保有しているかどうかは確認できなかった」とも述べた。
 証言によると、同氏やプリチャード元朝鮮半島和平協議担当特使らで構成する訪朝団 は、李根(リ・グン)・北朝鮮外務省米州副局長を案内役に寧辺を訪れ、約7時間にわたり核開発施設を見学。
 一行は実験用黒鉛減速炉、アルミ缶に密封された使用済み核燃料棒がプールに保管されていた貯蔵施設などを訪問後、再処理施設を訪れた。 その後、北朝鮮側からプルトニウムとされる物質が入った二つのガラスケースを見せられた。
 物質は、金属状のものが約200グラム、緑色の粉末状のものが約150グラムの計約350グラムだったという。北朝鮮側は「最近、再処理したプルトニウムだ」と説明。さらに、危機を回避するために核開発を「凍結」する用意があるとの意向も表明した。
 ヘッカー氏によると、放射線測定器を近づけたところ反応があり、手袋をはめてケースに触れると、冷え切った気温にもかかわらず、生温かかったという。
 北朝鮮の核疑惑については、米中央情報局(CIA)が核兵器1、2個分のプルトニウムを保有していると推定しているが、その真偽や所在は確認されていない。
 94年の米朝枠組み合意で、北朝鮮は軽水炉が提供されるのと引き換えに寧辺の核施設での活動を凍結。しかし、02年の米朝高官協議で北朝鮮が濃縮ウラン計画の存在を認めたとして、朝鮮半島エネルギー開発機構(KEDO)は同年11月、米国負担の年間50万トンの重油供給を凍結。北朝鮮は02年12月末、寧辺から国際原子力機関(IAEA)の査察官を追放し、実験炉を再稼働、使用済み核燃料棒を貯蔵施設から運び出し、再処理に着手してプルトニウムを抽出しているのではないかとの懸念が広がっていた。 (01/21 23:15)

 アメリカは北朝鮮のはったりにしかっかりつきあっている。
 北朝鮮ははったりをかましたい。そしてアメリカもそれを否定するのではなく、その尻馬に乗りたい。これはそんな両者の思惑が一致した茶番に他ならない。
 核実験もしないで兵器に仕立て上げる技術があの北朝鮮にあったら、それこそロスアラモス国立研究所は北朝鮮に学ばなくてはならないだろう。
 ガラスに入った物質が果たして北朝鮮が実際抽出したものかどうかすら怪しいものだ。アメリカならそれを持ち込むことすらしかねない。

「これを私たちに見せてください。驚きますから」

 ホッカイロの中身に絵の具で色付けしてガラスにウランをなすりつけただけかもしれないが、生温かかったという言葉がリアリティを与えている。ロスアラモスの元所長は与えられた仕事を見事にこなしたというわけだ。

 ところでそもそもどこが北朝鮮にこうなるように仕向けて、支援したのだろう。

Bush Gives N. Korea Two Reactors Capable Of Bomb Making


http://www.thepowerhour.com/postings-three/north-korea-bomb-making.htm

 アメリカは2002年には9500万ドルの支援を行っている。

US grants N Korea nuclear funds
http://news.bbc.co.uk/2/hi/asia-pacific/1908571.stm

 ラムズフェルドには北朝鮮利権がある。
 
Rumsfeld was on board Of Company That Sold North Korea two nuclear power plants.
http://www.indybay.org/news/2003/02/1577087.php

The two faces of Rumsfeld
http://www.guardian.co.uk/korea/article/0,2763,952289,00.html
2000: director of a company which wins $200m contract to sell nuclear reactors to North Korea
2002: declares North Korea a terrorist state, part of the axis of evil and a target for regime change

Rummy's North Korea Connection
What did Donald Rumsfeld know about ABB's deal to build nuclear reactors there? And why won't he talk about it?
http://www.fortune.com/fortune/articles/0,15114,447429,00.html

 にもかかわらず、こうしたことを伝えるメディアも評論家もほとんどないというのが日本の実態である。北朝鮮がなくなることは駐留の理由がなくなるし、中国と対峙することになるアメリカにとっては実は避けたいことだ。

 そして金づる日本は利権のからんだ売国奴によって都合よく踊らされるばかりというわけだ。

 今回はアメリカのこうしたセールス活動にイギリスも後方支援を行っている。

最大で原爆12個分、北朝鮮が確保の恐れ …英戦略研
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20040122it03.htm
【ロンドン=飯塚恵子】英国のシンクタンク・国際戦略研究所(IISS)は21日、北朝鮮の大量破壊兵器の開発状況に関する特別報告書をまとめ、発表した。それによると、北朝鮮は「今後数年間で、これまでに開発した分と合わせ、最大で原爆6―12個分」のプルトニウムを確保する可能性がある、としている。
 さらに、記者会見したチップマン所長は、北朝鮮が5万キロ・ワット級黒鉛減速炉を完成させプルトニウム生産量が増加し、高濃縮ウランによる核開発も進んだと仮定した場合、北朝鮮の核兵器製造能力は、2005年ころには年間8―13個程度まで上がると推定した。5万キロ・ワット黒鉛炉は、94年の米朝枠組み合意によっていったん建設が中断した。
 現状のままでも、2005年までには「原爆4―8個分」のプルトニウムが抽出される可能性があり、所長は、分析の根拠として、北朝鮮はプルトニウムを〈1〉1992年までに原爆1―2個分を確保〈2〉その後、使用済み燃料から2―5個分を確保〈3〉今後、運転再開が伝えられる5000キロ・ワットの原子炉から、年に原爆1個分を抽出―― する能力がある、と述べた。
(2004/1/22/12:57)

 朝日の記事では原爆の数は8個である。

 しかし、イギリスの権威ある機関も言っているからといってそれが真実だというわけではない。情報が操作されたイラクの大量破壊兵器の話を思い出せばいい。
 何せ、イギリスもMDで潤う当事国なのだ。

 それこそ今回の北朝鮮のレポートは、セックスアップしたイラクの書類を核の部分だけ抜き取ってイラクを北朝鮮と置き換えてちょちょいとこしらえられた書類なのではないだろうか。最初にプリントした時に、イラクやフセインという単語が残っていて担当者が叱責されている図も目に浮かぶ。
 イラクで懲りたどころかイギリスのセックアップはますます意気盛んなのだろうか。
N-bomb for Saddam in three years
http://thescotsman.scotsman.com/index.cfm?id=994692002

 MDに絡んでいるのはイギリスのBAEである。日本が拠出する莫大な金にイギリスのBAEも恩恵を被るのである。

Boeing, BAE Systems announce missile defence partnership

http://defence-data.com/f2002/pagefa1066.htm
25 July 2002
Following on the heels of the MOUs signed yesterday with EADS and AlenaSpazio, Boeing and BAE SYSTEMS announced at the Farnborough Airshow a memorandum of understanding to support all aspects of global ballistic missile defence, to collaboratively develop opportunities in missile defense drawing on their existing skills and capabilities.

"This is an opportunity to bring to the missile defense effort the capabilities of two very capable companies, to the benefit of all those who will eventually be protected by such a system.We are pleased to be part of this effort," said Mike Rouse, Group Marketing Director, BAE SYSTEMS plc...

 モンバサでイスラエルの飛行機がミサイルに狙われる事件があったが、そのいかがわしいテロが契約を後押しする形になっている点も興味深い。

BAE gets missile defence contract
http://news.bbc.co.uk/2/hi/business/3376767.stm
Defence and aerospace group BAE Systems has been chosen by the US Government to develop a system to protect passenger planes from terrorist missile attacks.

 そして忘れてはないことは、BAEはカーライル・グループだということだ。

http://66.102.7.104/search?q=cache:9nmVgAODVGUJ:www.informationclearinghouse.info/article3309.htm+BAE+Systems+Carlyle+Group&hl=ja&ie=UTF-8

 インドとパキスタンの対立で甘い汁をすするのはここだ。
Carlyle Group Behind Pakistan/India War
http://www.hindu-religion.net/showflat/cat/WorldNews/25556/12/collapsed/5/o/1

 日本はそろそろ北朝鮮ヒステリーから目を覚ましてもいい頃ではないだろうか。そうでないと、ますます尻の毛をむしりとられるばかりだ。

**************
http://counternews.blogtribe.org/entry-6aef0497e0b5efba1fb84f4c24d1ab82.html

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