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>「軽武装でのＰＫＯ派遣から、重武装の自衛隊をイラクに送り込むことに成功した小
>泉内閣は、これを突破口に、世界で米軍支援ができる自衛隊にしようと狙っています。
>そのためには『何も起きなくてよかった、よかった』で帰国させては意味がない。次
>の派兵につなげるには、多少の衝突があって、自衛隊が銃器で応戦、危機をしのいだ
>との実績があった方がいい。海外での戦闘が既成事実化すれば、国民の『武器使用』
>への抵抗は弱まり、重武装の海外派遣がやりやすくなる。日本政府の暗黙の了解の下
>で、米軍がイラク人をカネで雇って自衛隊を襲わせ、小競り合いくらいやらせる可能
>性があります」（軍事事情通）
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■□■ 日刊ゲンダイ Dailymail Digest 2004年 1月23日号（平日毎日発行）
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※本日配信の『日刊ゲンダイ Dailymail（有料版）』より一部の記事を抜粋して配信
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◆◇ Today's Head Line
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_/_/_/ 日刊ゲンダイ Dailymail Business _/_/_/
陸上自衛隊本隊２６日に派遣命令
イラクの自衛隊にどんなことが起こるか
マスコミの裏側に流れているこれだけの事態
■ “タナボタ”“悪運”山拓さんは最近ゴキゲン
■ 〈陸自先遣隊〉あのヒゲ隊長・佐藤正久一佐は何者なのか
■ 代表質問に答弁拒否 小泉は国会を愚弄している
■ 〈北朝鮮〉来年中に原爆８発 プルトニウム抽出濃厚
■ 空自本隊きょう出発 政府専用機でクウェートに（Ｃ１３０は２６日に）
■ 民芸品全国チェーン１６億円所得隠し
■ 【話題の焦点】
・ 牛丼チェーン店が続々新発売 ポスト牛丼「新メニュー食べ比べ」
■ 【ビジネス＆企業Ｎｅｗｓ】
・ 〈ＪＡＳ〉エンジントラブル 損害と責任問題
・ 〈三菱商事〉次期社長小島順彦氏の社内評
・ 〈トリンプ〉「恋するブラ」でリラックス
・ こりゃ懐かしい 〈任天堂〉ファミコンソフト復刻
・ 一般社員も職務給導入へ〈キヤノン〉
──［ 連 載 記 事 ］──
▼ 【西友ショック 流通大激震】
ヨーカ堂ＶＳイオン 凄絶死闘 ──
▼ 【この会社の人と事件（生田忠秀）】
４人の事務次官ＯＢが霞が関に残した「教訓」 ──
▼ 【ＮＹアナリスト 日本株をこう買う】
半導体製造装置は飛躍的に伸びる
〈東京エレクトロン〉業績上方修正へ ──
▼ 【耳より情報】
ＴＯＢで狙われやすい会社 ──
▼ 【うわさの真偽】
・ ２００円配当は余裕の証明 ──
・ 大証２部の大化け銘柄 ──
▼ 【５０歳からの定年準備】
「先輩」からのリタイア生活アドバイス ──
▼ 【サラリーマンワイド】
《職業移動時代》元サラリーマンが選んだもうひとつの人生
出版社社員から司会派遣業を起業 ──
▼ 【太田和彦の今夜の居酒屋】
冬の愉しみはもちろん 燗酒と本式に鮫を使った「煮凝り」
根岸「鍵屋」 ──
_/_/_/ 日刊ゲンダイ Dailymail Sports _/_/_/
選手も監督もどんなヤツが行ってもほとんど金メダル確実の空前の低レベル、
しかも次回の北京五輪は消えてなくなるこの種目…
監督長嶋シャカリキ美談仕立ての全裏側
⇒ アメリカ現地リポート
・ 佐々木突然の退団をシアトルの地元紙はどう見ているのか
⇒ 佐々木日本球界復帰で今ささやかれているウワサの真偽
・ 落合監督が買ってないかつての女房役谷繁を中日から戻す
・ 佐々木は巨人に入りたかったが断られたので横浜へ入団する
⇒ 問題特集
・ 日本と米国のキャンプはどこがどう違うのか
⇒ 自主トレ情報
・ 目標は金メダルでキャンプはフロリダとは中村紀は何考えてんだか
⇒ 連載《不況、リストラ、就職難でサラリーマン受難
子供をスポーツ選手にするなら何がいいか》
・ Ｊリーガーの場合
⇒ 連載《藤井誠の体感スイングレッスン（多摩ヒルズゴルフコース所属）》
・ グリップは強く握る必要は全くない
⇒ 新企画《このがんの生死の分かれ目》
・ 食道がん
⇒ 連載《あの人は今こうしている》
・ 自民党の衆議院議員だった 大原 一三さん（７９歳）
⇒ 連載《この人に直撃！！》
・ 広瀬 久美子（アナウンサー・エッセイスト）
⇒ 映画賞を総ナメした寺島しのぶの作品は一体どこで見られるの！？
⇒ 今もドラマ「武蔵」がトラブル（１億円訴訟）続きなのは
ＮＨＫのおごりが原因ではないか
⇒ ニュース感覚の乏しい“古舘・河野コンビ”でスタートする
「報道ステーション」の寿命
_/_/_/ Today's Topics _/_/_/
≫ 娘がＡＶ出演！ 中村正三郎元法相のこれから
≫ 北朝鮮元工作員が証言 日本人拉致・市川修一さんは日本語教官だった
≫ １０００万円のドンチャン騒ぎ 「公費宴会」の４割は地方交付税で負担
≫ 松平健、大地真央夫婦離婚
─ Dailymail Businessより ─────────────────────────
■ 陸上自衛隊本隊２６日に派遣命令
■ イラクの自衛隊にどんなことが起こるか
■ マスコミの裏側に流れているこれだけの事態
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イラクへの陸上自衛隊本隊の派遣命令が２６日に出される。第１陣として施設部隊
８０人がサマワに入って宿営地を設営。２月下旬から３回に分けて４４０人を送り込
む計画だ。自衛隊は１９５０年の発足以来、一度も実戦経験のない、世界でも特異な
軍隊だ。それだけに戦闘が続くイラクに派遣されれば、何が起きるか想像もつかない。
小泉内閣はピリピリしていて、既にサマワ入りしている先遣隊の行動予定も「極秘」
扱いの始末だ。陸自本隊が派遣されれば、ますます真相が見えなくなる。イラクでど
んなことが起きるのか。マスコミの裏側に流れる情報をカキ集めてみた。
◆ 謀略的な武器使用の衝突が起きる可能性 ◆
●実戦経験ゼロ
指揮官から兵卒まで実戦経験がない自衛隊は、イラクでテロ、ゲリラに襲われたら
ひとたまりもない。機関銃を備えた装輪装甲車を持ち込み、トラック、給水車などの
車両も防弾仕立てにした。だが「装輪装甲車からして防弾用素材を内側に張ってない
ため、小銃の弾が貫通する危険がある」（軍事専門家）という。米国のブラッドリー
装甲戦闘車さえ転覆、炎上している。そのうえ武器使用も「正当防衛」「緊急避難」
に限られ、「銃を構える前に口頭警告」で始まる６段階の手順を義務付けられる。
「例外的危害射撃」は認めているが、オソマツ武器と規則ずくめではテロリストやゲ
リラに素早く対応できない。
「自衛隊もいろいろ手は打っているが気休めで、攻撃を受けたらイチコロでしょう。
派遣部隊に大被害が出れば、『何でそんなことをした』と批判される歴史的な錯誤で
すよ」（軍事評論家・藤井治夫氏）
ただでさえ「専守防衛」の自衛隊は狙われやすい。現地当局とオランダ軍は１９日、
「自衛隊がテロ攻撃に遭う恐れがある」と情勢分析をしている。
防衛庁は負傷者などの輸送に武装ヘリ・ブラックホーク（ＵＨ６０、定員１５人）
の派遣を検討中だ。だが、米軍のブラックホークは既に３機が撃墜され、乗員が全員
死亡するケースも出ている。ヘリの派遣は死傷者を重ねるだけとなりかねない。
●小競り合い
自衛隊がテロリストやゲリラに遭わなくても謀略的な武力衝突が起きるかもしれな
い。小泉政権も米国ブッシュ政権も、自衛隊が海外で武器を使用する既成事実を欲し
がっているからだ。
「軽武装でのＰＫＯ派遣から、重武装の自衛隊をイラクに送り込むことに成功した小
泉内閣は、これを突破口に、世界で米軍支援ができる自衛隊にしようと狙っています。
そのためには『何も起きなくてよかった、よかった』で帰国させては意味がない。次
の派兵につなげるには、多少の衝突があって、自衛隊が銃器で応戦、危機をしのいだ
との実績があった方がいい。海外での戦闘が既成事実化すれば、国民の『武器使用』
への抵抗は弱まり、重武装の海外派遣がやりやすくなる。日本政府の暗黙の了解の下
で、米軍がイラク人をカネで雇って自衛隊を襲わせ、小競り合いくらいやらせる可能
性があります」（軍事事情通）
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■ 〈陸自先遣隊〉あのヒゲ隊長・佐藤正久一佐は何者なのか
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◆ 化学防護の専門家 ◆
サマワ入りした陸自先遣隊のＴＶニュースで頻繁に顔を出す隊長の佐藤正久一佐
（４３）。日本人離れした顔に、あのヒゲが妙に気になっている向きも多いはずだ。
一体、何者なのか。
「彼は化学防護分野のエキスパートで、防護隊創設以来の“切り札”と言われていま
す。化学兵器による攻撃に対し、どのような部隊配置を敷くかという研究をしていた。
生物化学テロも想定されるイラク先遣隊の隊長として白羽の矢が立ったのです」（自
衛隊関係者）
福島県福島市出身。難関の防衛医大に合格しながら、防衛大入学を選んだ変わりダ
ネで、バリバリの理系である。
９４年に三佐に昇進すると部下１３０人を束ねる陸自第５普通科連隊長に。最大の
転機は、９６年にゴラン高原ＰＫＯの第１次派遣隊長に任命されたことだ。
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題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。