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(回答先: 最大で原爆１２個分、北朝鮮が確保の恐れ…英戦略研 ［読売新聞］【米英は保有していて欲しいみたいだね】 投稿者 あっしら 日時 2004 年 1 月 22 日 16:44:40)
去年アメリカ科学者連盟のサイトが、北朝鮮の核兵器についての「ＣＩＡ」情報を掲載した。と言っても、恐らく、ＣＩＡ「アナリスト」部から意図的にリークされた情報だね。その情報は、既に北朝鮮がいくつもの核弾頭を持っていると言う報告書だったのだね。
この報告によると、北朝鮮軍は、これまでのように、核爆発の実験をするまでも無いと言う。実験をせずとも、核弾頭の信頼性がすでに確立できていると言うのだがね。日本の技術が、人工衛星も火星探査機も打ち上げ失敗を続けているのに比べ、北朝鮮の軍事技術は、進歩を続けている事になるがね。北朝鮮軍が、それだけの技術を備えていると言う事は、日本の一般民衆も知っておく必要があるだろうね。
ＣＩＡ分析によれば、すでに北朝鮮の核兵器は、完成した兵器だと言う評価になるのだね。このＣＩＡの評価が誤りで、今度の訪問団が「垣間見た」と言う品々の「評価」が正しいか否かね。どうも、そうとは言えそうに無いね。
去年、アジア初の有人宇宙飛行を実現した、中国の宇宙船技術も、これと同じような「評価」の問題をはらんでいたね。初飛行でありながら、ソ連やアメリカの初飛行とは桁違いに、「２０時間以上」と言う飛行時間を達成した事が、航空宇宙技術「専門家」の注目を集めたのだったね。これは、やはり初飛行として破格だろうね。
尤も、日本には、その意味すら理解出来無い、石原とやらのような妄想政治屋がいたのだったね。日本の首都の知事職に就いていながら、石原とやらは情報を集める努力もせず、軽率にもこの中国の宇宙技術を侮る発言をして見せたと言うね。「男根」妄想を紡ぐ日本的「小説」で名声を築いた石原如きが、航空宇宙技術を理解していた筈も無い。石原の「ノーといえる日本」も、その辺りは同じなのだがね。
石原に限らず、今の日本人には、現実を「信じたく無い」と言う感情が、すべてに先立つ傾向が強いみたいだね。そして、己が「信じたい」と願う物に、異常に固執すると言う事だね。技術の問題であれ、政治問題であれね。これが、妄想癖の原因である事は、言うまでも無い。
北朝鮮軍が、核弾頭を装備してい無いと考える根拠は、無いね。今度の新しい「報告」を聞いたアメリカ政府も、核兵器の存在を否定し得る根拠とは、考え無いだろう。今度の「専門家」の話についても、「表向き」の発言と「情報機関向け」の本音とでは、話も異なる。それは、言うまでも無いだろうがね。
日本人は、何より、北朝鮮がミサイル大国である事を忘れてはなら無いね。「ミサイル」が、北朝鮮の「商品」である事は、言わずもがなの事でね。ミサイルは、北朝鮮の大きな「輸出品目」なのでね。これは、日本のロケットの信頼性が、国際的に評価され無い水準にある事とも対照的だがね。
「第二次朝鮮戦争」勃発ともなれば、北朝鮮のミサイルには核弾頭が付けられるね。そして、それが日本を標的として放たれるだろう事も、忘れてはなら無いね。己が「信じたい事」を信じるのでは、妄想症にしかなら無い。信じたい事で無く、信じざるを得ない事を、直視するべきでね。
北朝鮮の現有核弾頭は、ＣＩＡが評価を行なった去年の夏より、更に増えているだろうね。そして、今のペースでは、更に増えて行く。これが、否定し得ない現実なのだね。
北朝鮮は、公然と核「抑止力」の開発を進める事を宣言しているね。これは、「核エスカレーション」情況でもある。この１０年来、アメリカが、日本や南朝鮮を「捨て石」にしつつ進めて来た北朝鮮戦略が、この結末をもたらしたのだがね。アメリカ帝国の世界戦略は、極東においても、やはり「逆効果」となったと言う所以だね。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。