投稿者 エイドリアン 日時 2004 年 6 月 04 日 18:13:00:SoCnfA7pPD5s2
(回答先: Re: てすとんてすとんてすとんとん 投稿者 エイドリアン 日時 2004 年 6 月 03 日 19:34:47)
【2004年6月3日 Chandra Photo Album / NASA News Release】
NASAのチャンドラX線衛星の銀河団に関するデータを利用することで、宇宙膨張の減速、加速の変遷が数十億年の単位で明らかにされた。これによって、暗黒エネルギーがアインシュタインの提唱した「宇宙定数」と同じ働きをし、宇宙は永久に膨張を続けるというシナリオが示された。

銀河団Abell 2029(可視光、X線による画像を合成したもの) 提供:可視光画像:National Optical Astronomy Observatory/Kitt Peak, X線画像: NASA/Chandra X-ray Center/IoA |

銀河団中に捉えられた銀河間ガス(赤く写っている部分) 提供:NASA/Chandra X-ray Center |
専門家のグループは、チャンドラX線衛星を使い、10億から80億光年の距離にある銀河団26個について調べ上げた。そのデータから銀河団の中にある熱いガスと暗黒物質の比率が決定され、時間の経過と共に宇宙がどのような変化をしてきたかが示されたのだ。そして、当初減速膨張していた宇宙が、のちの60億年間には加速膨張してきたことがわかった。この年代は、ちょうど宇宙が初期の膨張から次の加速膨張に入る前、暗黒エネルギーによる反発力によって一時的に膨張のスピードを落としていた時期に相当する。
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