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(回答先: 韓国:総選挙情勢 弾劾案採決で形勢逆転 与党圧勝か [毎日新聞] 投稿者 あっしら 日時 2004 年 4 月 05 日 02:07:26)
ヨルリン・ウリ党・国民参与本部の本部長を務める文盛瑾(ムン・ソングン)氏が総選挙後の政局に触れながら、「個人的にヨルリン・ウリ党は保守と進歩に分党しなければならないと考える」と述べた。文氏はすでに広く知られている通り、政権の実力者中一人だ。
文氏は自分の発言が問題になると、向こう10年、20年後の話だと釈明したが、それは信じられない。彼自ら「現在のヨルリン・ウリ党はごっちゃまぜ党だ」と述べている。今回の総選挙後の分党を念頭に置いた発言だと解釈せざるを得ない。
文氏が総選挙をわずか10日余控えた時点で、このように分党を公開的に言及しているのを見れば、選挙後、性向の異なる人々を党から抽出してもさほど支障はないほど、巨大議席を確保できると確信しているものと見える。
実際、すべての世論調査でそのように出たのも事実だ。
しかし、いくら勢がいいからと、有権者をこれほどまでに無視することは他にないだろう。大統領選の後は分党であれほど騒ぎを起こしたのに、今度は選挙も行う前から政権の実力者がまたもや分党を予告した。
選挙後に分党すれば、ヨルリン・ウリ党に投票した国民はまたばらばらになる党のどちらになるかも分からない候補に向かって票を投げろというのか。
それも、鄭東泳(チョン・ドンヨン)議長が「60、70代の老人は投票しなくてもいい」と述べ、波紋が起きたのとほぼ同時にこのような発言が出た。
すでにヨルリン・ウリ党は弾劾逆風で支持率が急上昇すると、公認に反発し離党した人が復党し、他の地域区から出馬するというモラルハザードも露にしている。
選挙管理委員会が選挙法違反で告発した候補も、ヨルリン・ウリ党が最も多い。「人より清からだ」ということを前面に掲げている政党のこのような姿に、有権者はあっけに取られるだけだ。
ヨルリン・ウリ党が「それでもわれわれに投票するほかないはず」と信じるのなら、有権者を甘く見ているのだ。選挙も行う前に党全体がこのように傲慢な雰囲気に包まれているのなら、選挙後、巨大与党になったヨルリン・ウリ党の形態は火を見るよりも明らかだ。
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/04/04/20040404000031.html