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米国産牛肉の禁輸解除をめぐる米政府書簡への対応をめぐり、2日の閣議の直前に亀井善之農相が川口順子外相に対し「(外務省が)勝手に草案を作らないよう」注文を付けるなど、混乱する場面があった。
混乱のきっかけは、米政府が「牛肉貿易の安全基準について国際機関で裁定しよう」と提案したベネマン農務長官の書簡を、外務、農水、厚生労働の3省と食品安全委員会などに配布したこと。
農水省は、米書簡のあて先が亀井農相だったため、独自に返書案の作成を始めたが、外務省も同時並行的に草案作りに着手。3月31日に農水省に米提案の一部を受け入れる返書案を提示した。
特に国際獣疫事務局(OIE)での裁定については、前向きに受け止める外務省と全面拒否の農水省とで大きく見解が異なった上、外務省が内容を非公式に米側に伝えたという情報もあり、農水省は「なぜ外務省が口を出してくるんだ」(消費・安全局)と抗議した。
2日の閣議出席者の話を総合すると、強く抗議する亀井農相に対し、川口外相は「(一般論として)外交上のことにコメントするのは通常のこと」と応じ、福田康夫官房長官が「それは当たり前のことでしょう」と引き取り、その場を収めたという。
(04/02 14:34)
http://www.sankei.co.jp/news/040402/sei091.htm