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あっせん収賄などの罪に問われている前衆院議員鈴木宗男被告(56)の公判が19日、東京地裁であり、弁護側による被告人質問が始まった。98年10月当時、鈴木前議員が東京都内の個人事務所で私的に保管していたという4000万円の金の出所を聞かれ、「歳費のほか、自民党からの手当とか、内閣からもらった金などが含まれていた」と述べた。ただ、「内閣からもらった金」が内閣機密費かどうかまでは言及しなかった。
検察側によると、政治資金規正法違反事件で鈴木前議員は、政治資金から3600万円を自宅の建築資金に流用したとされている。
鈴木前議員はこの日、「自宅資金は私的な手持ち資金で払った」とこれを否定。当時、個人事務所のキャビネットの中に私的に4000万円を保管しており、その中から支出したと説明した。
(03/19 13:40)
http://www.asahi.com/national/update/0319/027.html