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元秘書の「名義借り」疑惑が浮上した民主党衆院議員で元自治相の佐藤観樹氏(62)=比例東海ブロック=に対し、民主党内で2日、「疑惑が事実なら責任を明確にするしかない」など議員辞職もやむを得ないとの声が強まった。7月に参院選を控え、党のイメージダウンを避ける狙いがある。岡田克也幹事長は2日、佐藤氏と会い、本人が申し出た党両院議員総会長の辞任を了承したが、捜査の展開次第で執行部は、さらに厳しい判断を迫られそうだ。
朝日新聞の調べでは、佐藤氏には、00年6月から03年4月までの約3年間、公設第2秘書として採用していた女性(51)が在職当時、秘書としての勤務実態がほとんどない元自治相側の「名義借り」で、国から支払われた第2秘書の給与が公設第1秘書を務める元自治相の妻(52)が管理する口座に入金されていた、という疑惑が浮上している。
佐藤氏は2日の岡田氏との会談で「秘書に勤務実態はあるが、混乱を招いた責任を感じている」と述べ、党の役職を辞任する考えを表明。岡田氏も了承した。しかし、2日午前の党役員会では「夏の参院選を控え、各地でこの問題について質問や疑問が出る。参院選に影響が出ないように一刻も早く事態を収拾してほしい」との意見が出るなど、党内からは執行部に厳正な対応を求める声も強まり始めた。
一方、自民党の安倍晋三幹事長は2日午前の記者会見で、佐藤氏の疑惑について「事実なら議員辞職に値する」との考えを示した。「佐藤氏は民主党の両院議員総会長で党の要職を務めている。党の責任は逃れられない」とも述べ、民主党に速やかな対応をとるよう求めた。
(03/02 17:10)
http://www.asahi.com/politics/update/0302/007.html