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本日発売の「日刊ゲンダイ2・26」2面の「私が見た永田町の闇」より:
見出し:「4年前の「加藤の乱」で分かった加藤紘一の幼児性、嫉妬心」
記事:
「 小泉自公政権は、戦時体制のイラクに自衛隊を派遣するという、とんでもない暴挙を強行した。
戦前のシベリア出兵も満州国派兵も暴挙だが、明治憲法には「戦争放棄」はなかった。 「人道支援」だと強弁しているが、イラク特措法は「安全確保支援活動」と明記している。正当防衛を超えた武力行使となる可能性がきわめて高い。イラク派兵の国会承認は絶対に阻止すべきだった。
加藤紘一、亀井静香、古賀誠の3氏が欠席や退席をし、自民党にも良識ありと書いた大新聞もあったが、とんだ不見識だ。
問題は、ほとんどの国会議員や有識者がイラク派兵の本質を理解していないことにある。
ブッシュ大統領のイラク先制攻撃は、国際社会が容認する「戦争の定義」に反し、国際法違反であり、侵略戦争といえる。この不条理な戦争の手助けに派兵することは、世界で確立している国家倫理を踏みにじることである。憲法以前の問題であることに気づくべきだ。国連が「人道支援」に責任を持つことを決定してから派遣すべきである。国家倫理を守ってこそ、日本の名誉と発展が保障されるというものだ。
加藤紘一さんらが派兵に反対なら、そこまで考えるべきだ。当然、自民党を離党する覚悟が必要だ。中途半端な態度は本質をあいまいにする。しょせんは個人の趣味でしかない。
「加藤の乱」(2000年11月)が腰砕けとなったことは記憶に新しいが、問題は彼の性格にある。自分よりも知能もキャリアも低い森喜朗首相に対する嫉妬心が原因だった。政治の攻防において「感情」が動機であっては、野中広務さんの脅迫には負ける。要するに、幼児性が強く、大人になっていない。これでは魔性の小泉政権が続く。YKKとは戦後政治のアダ花である。」