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(回答先: キムヘギョンちゃんの扱いに注目してます。あっしらさんが考える煮詰まりに入ってますか? 投稿者 クエスチョン 日時 2004 年 2 月 14 日 00:22:18)
クエスチョンさん、こんばんわ。
>キムヘギョンちゃんの扱いに注目してます。あっしらさんが考える煮詰まりに入って
>ますか?
>幕引きの象徴として扱われるような気がしています。
入っていると思っています。
横田めぐみさんの拉致疑惑が大きな怒りのうねりを引き起こしたことから、キムヘギョンちゃんの“一時帰国”は、幕引きの象徴としてかっこうのネタです。
それと同時に、拉致被害者5名がピョンヤン空港まで“戻る”ことを「家族会」に受け入れてもらう役割も位置づけられていると思っています。
(キムヘギョンちゃんは横田めぐみさんやめぐみさんのお母さんとよく似ているので、そうかもしれないという気持ちはありますが、血のつながりはない人ではないかと思っています。キムヘギョンちゃんがめぐみさんの子どもであるとしたのも、拉致問題を終結させるために必要だったからではないかと邪推しています)
現在進行形(もう終わったのかな?)の日朝交渉で壁になっているのは、ただ一つ、「北朝鮮に残っている家族をなにがなんでも日本に出国させて欲しい」という日本側と「彼らが日本に行くかどうかは、彼らと両親の話し合いの結果次第」という北朝鮮側の対立だと思っています。
(この問題からは曽我さんの家族は除かれていると思っています。日本側も、曽我さんは北朝鮮に戻ることになってもいい、但し、国交回復後は自由な往来ができるようにというものだと推測しています。米国から免罪符をもらっていれば、曽我さんの家族も帰ってくる可能性があると思っています)
たぶんですが、北朝鮮政府も、拉致問題解決=日本からの経済援助=国交回復を実現できることを強く望んでいるので、蓮池さんと地村さんの子どもたちが北朝鮮に残りたいと主張しても、説得して日本に行かせることになると思っています。
(とにかく国交正常化までは日本にとどまり、自由往来が可能になったら、また北朝鮮で学ぶなり仕事をすればいいという説明ならば説得できると思っています)
もう一つの問題である所在が不明になっている“拉致被害者”たちについては、とりあえずは真摯に調査して再度回答するというかたちでお茶を濁すと見ています。
(日本の外務省も、所在不明の“拉致被害者”たちがどうなっているかは知っていると思っています。一昨年の10月に日本に戻ってきた人たちはその時点で帰国する意志があったということで、本当の死亡を除く所在不明の人たちは、その時点では帰国する意志がなかったのではないかと推測しています。(拉致というよりオルグられていったヨーロッパ組など) 北朝鮮で生活しているのに、日本に“返さない”人たちがいるとなれば、「その人たちを日本に返せ!」という声が湧き上がり、拉致問題の解決は遠のいてしまいます。たぶん、国交正常化がなされたときには、この問題がはっきりすると思っています)
日朝は既にこのような解決策で基本合意をみているのに、報道されているように合意がまだであるようにされているのは、偏に日本政府の世論対策のためだと思っています
(政府が、今回の交渉に関して、期待は禁物だとか、まだどうなるかわからないといった説明をしているのも世論対策の一環だとみています)
北朝鮮政府は世論対策を必要としませんから、日本政府は、上記の解決策を「家族会」に受け入れてもらい、基本は大手メディアの論調ということになりますが国民世論を納得させることが最重要課題として残っています。
(北朝鮮と合意した解決策で大きな反発を食らうと、日朝交渉すなわち6ヶ国協議が暗礁に乗り上げさせることになったり、7月の参議院選挙で大敗を喫することにもなりかねません)
上記のような合意があるなら、小泉首相が、「曽我さんは事情があるから無理かもしれないが、蓮池さん、地村さんのご夫妻がピョンヤンに行っても北朝鮮にとどめられることない。ご家族を伴って必ず日本に戻ってくる。私の命を賭けてそれを保証する」とミエを切れるので、「家族会」も国民もほとんど反対しないはずです。
このパフォーマンスで小泉人気がぐ〜んと上がって、参議院選挙は自民党の大勝になるかもしれませんね(笑)
(それで解決するのならなぜ1年前にそうしなかったんだという小泉政権に対するまっとうな非難や北朝鮮に妥協したじゃないかという非難は、家族の帰国という明るい話題と出来事によってかき消されるでしょう(笑))
以前からチラホラ出ている3月20日までにそうなるかどうかはわかりませんが、それほど先にはならないと思っています。