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【記者:山村敬一】
2月10日(ブルームバーグ):小泉純一郎首相は10日の衆院予算委員会で、政府が憲法解釈上認めていない集団的自衛権の行使について、「時代が変わるにつれて解釈が変わることも悪いことではない。時代に合わせて憲法を改正するのもいいし、改正しないのなら解釈を変えるのもいい。大いに議論の余地がある」と述べ、憲法改正論議に加えて、将来の集団的自衛権の解釈変更を排除しない考えを表明した。
秋山收法制局長官は「憲法9条の下で集団的自衛権の行使は認められない」と述べ、従来の政府見解を踏襲した。いずれも自民党の大野功統氏への答弁。
これに関して福田康夫官房長官は同日午後の記者会見で、「(解釈変更は)検討していない。研究に値するが、今、政府としてこれを変えるという意図はない」と述べ、政府として集団的自衛権の解釈変更について検討していないことを強調した。
福田長官は首相答弁について、「『時代によって客観情勢も違うし、いろいろ議論してください。その結果(解釈を変更して)いいというなら、変えようということはあり得る。議論をした挙げ句にそういう変更があるなら、みんなも納得するのでよろしいのではないか』という趣旨だ」と解説した。
-- Editors: Wellisz, Okimoto
http://quote.bloomberg.com/apps/news?pid=80000002&sid=aBfq_4OQ1tmA&refer=topj