現在地 HOME > 掲示板 > 政治・選挙2 > 317.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
日本政策投資銀行、商工中金など政府系金融機関9法人のうち、8法人のトップを官僚OBが占めていることが30日、民主党の長妻昭衆院議員の質問趣意書に対する政府答弁書で明らかになった。
内訳は、旧大蔵事務次官が3人と最も多かった。民間人は、昨年1月に中小企業金融公庫総裁に起用された元野村総合研究所社長の水口弘一氏だけだった。
小泉首相は2002年8月の経済財政諮問会議で、「政府系金融機関の総裁、理事長などのトップは役所から持ってこない」と発言し、政府は同年12月に民間人を積極登用する方針を閣議決定した。しかし、今回の答弁書は決定が守られていない実態を浮き彫りにしている。
◇
官僚OBがトップの政府系金融機関と出身省庁の最終経歴は次の通り。
沖縄振興開発金融公庫・八木橋惇夫(環境次官)▽公営企業金融公庫・持永堯民(自治次官)▽国民生活金融公庫・薄井信明(大蔵次官)▽国際協力銀行・篠沢恭助(大蔵次官)▽日本政策投資銀行・小村武(大蔵次官)▽農林漁業金融公庫・高木勇樹(農水次官)▽商工中金・江崎格(通産省局長)▽住宅金融公庫・望月薫雄(建設次官)
(2004/1/30/19:46 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20040130i513.htm