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自民党の安倍晋三幹事長は28日、自衛隊のイラク派遣承認案件をめぐる衆院本会議の採決で棄権する意向を示唆している加藤紘一、古賀誠両元幹事長と個別に会談し、党方針に従い賛成するよう求めた。しかし、加藤、古賀両氏は翻意せず本会議欠席か、採決棄権の考えを伝えた。
安倍氏は29日には亀井静香元政調会長にも同様の要請をする。承認案件の採決は30日に予定されており、自民党執行部は造反への処分など対応を協議している。
安倍氏は会談で「自民党が一丸となって自衛隊を送り出したいので協力をお願いしたい」と要請。加藤氏は、自衛隊派遣に反対の立場を示した上で「党員の立場もあるので、その中間を取って態度を決めたい」と述べた。加藤氏は会談後、記者団に「具体的には欠席か棄権だ」と明言した。
古賀氏も「党や執行部にできるだけ迷惑をかけないよう自分なりに努力したい」と表明。記者団に「(対応は)熟慮中だ。私の政治家としての信念と良心で決める」と強調した。
安倍氏との会談で、加藤、古賀両氏は「党内で仲間を募ったことは今までもないし、今後もない」(加藤氏)などとして、他の議員に造反を働き掛けることはないと説明した。
http://www.sankei.co.jp/news/040128/0128sei080.htm