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民主50人「小沢派」旗揚げ…代表選擁立加速
若手・中堅で 党内最大勢力
その言動が注目される小沢一郎氏
民主党の小沢一郎代表代行を支持する若手・中堅議員がきょう22日、政策集団「小さな政府研究会」を旗揚げすることが分かった。小沢氏自身は不参加だが、旧自由党議員に加え、民主党内の保守系議員らが参加して、党内最大派閥といえる50人前後の集団を目指す。今年9月の代表選では、この同グループが核となって小沢氏擁立の動きも加速しそうだ。
「民主党が本物の国民政党に脱皮するには、小沢氏の政治理念を党内外にアピールしていくしかない」(同党関係者)
「小さな政府研究会」の結成は、河村たかし、達増拓也、鈴木克昌各衆院議員、一川保夫、海野徹両参院議員らが呼びかけた。22日正午から国会内で初会合を開き、週1回のペースで定期会合を持つ予定だ。
達増拓也議員
民主党内で保守政策の推進を目指すのが狙いで、執行部が慎重な対応をみせる税制問題などにも取り組み、効率的な政府のあり方を探る意向だという。
グループ立ち上げは昨年7月の民主、旧自由両党の合併を受け、民主党側の保守系議員が探っていたもので、「小沢氏をまとめ役に」(中核メンバー)という声は根強く、河村氏らが昨年末、小沢氏と直接会談して参加を求めた。
河村たかし議員
小沢氏は「おれが入るといろいろある」と参加は見合わせたが、メンバーの「民主党も自民党も真の保守勢力の居場所がない」との訴えには、「それはそうだな」と理解を示したという。
旧自由党は昨年の総選挙以後も党内最大派閥に匹敵する衆参30人の勢力を維持。加えて、58人いる初当選議員には「小沢シンパ」が多く、新グループも「旧自由党出身者より、それ以外の参加者の方が多い」(中核メンバー)
ただ、7月の参院選までは党内結束を重視する意向から、小沢氏側近のベテラン議員らも加わる予定はない。同会は“小沢シンパの別動隊”として、党内で独自の存在感を高めていきそうだ。
ZAKZAK 2004/01/22