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21日の衆院本会議で、散会動議をめぐって「戦後の国会では極めて異例」(衆院事務局)の起立採決が行われた。
発端は松本剛明議員(民主)の再質問に対する小泉首相の再答弁。議事進行係の小渕優子議員(自民)は、首相の再答弁後、散会動議を提案したが、野党側は、首相の答えは不十分と反発。議場内は飛び交うやじや机をたたく音で騒然とした。
各会派代表の議場内協議を受け、議長席の中野寛成副議長は、通例の「異議なし」採決を起立採決に切り替えた。
この日の代表質問では、トップバッターの菅民主党代表も首相に答弁漏れがあったとして再質問をした。これに対して首相が「最初の質問になかった。答弁漏れではない」と拒んだことも伏線となったようだ。
(2004/1/21/23:34 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20040121ia24.htm