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加茂市長の小池さんは「日本国憲法は宝である」とおっしゃっています。私も全く同感です。
我国は、日露戦争に辛うじて勝利したことにより、その後の米英との衝突、戦争を運命づけ
られました。戦前にもこのことを自覚した多くの人が居て、国民に警告を発して、備えよと
言ってくれていたのですが、残念ながら国民の危機意識が低くフセイン大統領の率いるイラク
のように(イランからさらにクウェートへと誘い込まれた)謀略にはめられて、敗戦、被占領
の運命をたどりました。我国は、謀略によりチャイナとの対立そして衝突へと引き込まれ、最期
にはとどめとして「ハル・ノート」を突きつけられて、開戦の止む無きに到りました。
開戦の時には既に政治的には敗戦していたと言ってよいのです。相手の意思をまるで読めていな
かったのです。フセイン大統領と同じです。しかし彼は湾岸戦争までは騙されてはいたが、その
後は目覚めました。
日本人は彼ほど目覚めはよくありませんね。いまだに、米国を戦後間もない頃の左翼のように
「解放軍」と思っている人達もいるのです。この人達は今のイラクの人達が敗戦直後の悔しさ
に溢れた日本人と同じであることがわからない人達なのです。情けない、気の毒な人達なのです。
自分のことがわからないのですから。
我国は先の大戦で多くの犠牲者を出し、若者の多くを悲劇的な神風特攻隊として主に沖縄の防衛
に送り出し、戦艦大和までも片道特攻として送り出しました。しかし、残念ながら沖縄は占領されて
いまなおこの地を米国帝国主義に勝手気ままに使われ放題の有様です。
敗戦にいたる経緯を、天とご先祖の霊たちは見られて、これでは余りに日本人がかわいそうだ、と
思われて、日本国憲法を占領軍にださしめたのです。これは、戦後の世界の有様を予測されての上で
のことでした。東西両陣営の対立に傭兵として駆り出されることを防がれたのです。なんというあり
がたいお計らいでありましょうか。
民族主義者の中で、そして右派の中でいまだに米国を戦後間もない頃の左翼のように「解放軍」と
思っている人もいるのです。自分の中の軍国主義と亜流帝国主義を清算できない者たちだけがこのお恵み
を知ることが出来ず、帝国主義の「使い走り」と化してしまっているのです。可哀相な、そして、国と国民
にとっては、困った人達なのです。
大日本帝国は強力な軍事力をもって抵抗しても、帝国主義に勝利する事は出来なかったのです。
「日本人には平和憲法を与えて、それを防衛線として国の外側に張り巡らして、国土と国民を守るほかない」
との天とご先祖達の御意志であったことを国民は在り難く認識し、従うべきでありましょう。
これはイデオロギーの立場からの主張では全くありません。憲法のイデオロギーに拝跪する立場ではないこと
をご理解いただきたいのです。イデオロギーをも使い切る大きな意志が働いていると知るべきです。
参照:平和新党をすぐに創れ・その4 「平成貴族」に代わって国民が自ら国を治めるために
http://www.asyura2.com/0401/senkyo2/msg/982.html
投稿者 新世紀人 日時 2004 年 4 月 06 日 21:27:30