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(回答先: 福田長官、父の時と「時代が違う」【asahi.com記事】 投稿者 クエスチョン 日時 2004 年 4 月 10 日 09:41:28)
公明「撤退なら汚点」、民主「首相に責任」 人質事件【asahi.com記事】
http://www.asahi.com/politics/update/0409/009.html
バグダッドに向かっていた日本人3人がイスラム過激派と見られる犯人グループに拘束された事件について、自民、公明の与党は9日、自衛隊を撤退しない政府方針の支持をあらためて確認した。一方、民主党はこうした事態を招いたとして小泉首相の責任は指摘しつつも、今回の事件と自衛隊撤退とは切り離して考える方針を強調。共産、社民両党は自衛隊の即時撤退要求を強める構えだ。
自民党は役員連絡会で、自衛隊撤退には応じず、人質救出に全力を尽くすとした政府の方針の支持を確認。安倍晋三幹事長が首相官邸で首相と会い、こうした方針を直接伝えた。役員連絡会では出席者から「退避勧告を無視して行ったNGO関係者にまで責任を持たなければならないのか」と自らの判断で渡航禁止区域のイラク入りした3人に厳しい指摘も出た。
党外交部会、外交調査会などの合同会議では中山太郎外交調査会長が政府方針を説明。会議後、高村正彦元外相は「政府の判断を全面的にバックアップするのが党の役割だ」と述べた。
公明党は対策本部の初会合を開き、週末の連絡体制などを確認。執行部は「自衛隊の撤退はあり得ない。歴史的な汚点を残す」(幹部)と政府方針を支持するが、党内には「うまく解決できればいいが、撤退してもしなくてもきつい。小泉政権の命運がかかっている」(別の幹部)と厳しい見方も出始めた。
民主党は臨時役員会で対応を協議。終了後、岡田克也幹事長は「まずは3人の救出に全力をあげるべきだ。こういう事態を招いた小泉首相には大きな責任がある」と指摘した。岡田氏は「自衛隊派遣には反対してきたし、今のイラクの状況を見れば、イラク特措法上も大きな疑義がある」としながらも「犯人の要求を受けて撤退すると敵に塩を送ることになる。今回の事件とは切り離して考える」と語った。
共産党は不破哲三議長や志位委員長らが出席して緊急指導部会議を開いた。9日夕には不破氏らが撤退を求めて街頭演説する。社民党も自衛隊の撤退を求め、福島党首が9日中に首相官邸に要望する予定だ。
今後の国会対応については、自民・中川秀直、民主・野田佳彦の両国会対策委員長が断続的に電話で協議。すでに決まった日程に沿って進めるとともに、緊急時には委員会審議を一時中断するなど、柔軟に対応することで一致した。年金改革関連法案を審議する衆院本会議は9日午後、予定通り始まった。
(04/09 15:42)