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(回答先: ヤフーBBの流出情報、右翼団体幹部が昨年末に入手か 投稿者 【読売新聞記事】 日時 2004 年 2 月 26 日 04:00:39)
ヤフーBB顧客情報大量流出、社内に協力者?
外部侵入形跡なく、疑いはアクセス可能な132人に
社内に協力者−。過去最大規模の顧客情報流出となった「ソフトバンク」恐喝未遂事件。ネット接続サービス「ヤフーBB」の460万人分の顧客情報はどのように持ち出されたのか。ハッキングの形跡はなく、加入代理店からのアクセスは不可能。アクセス可能なのは、社員や外部委託者などのパスワードを持った132人だけ。警視庁捜査1課はこの中に犯行に協力したか、パスワードを悪用された人物がいるとみて洗い出しを急ぐ。
恐喝未遂容疑で逮捕されたのは、元政治結社代表の出版業、森洋(67)▽会社役員、湯浅輝昭(61)▽ヤフーBBの加入代理店社長、竹岡誠治(55)の3容疑者。
調べだと、3容疑者は「ヤフーBB」の460万人分の顧客情報が記録されたとするDVD(デジタル多様ディスク)を入手して、「ヤフーBB」を運営する「ソフトバンクBB」の親会社「ソフトバンク」(東京都)から現金数十億円を脅し取ろうとした疑い。
捜査1課は、別のルートで同様の情報数十万人分を入手、ソフトバンクBBに現金を要求した恐喝未遂容疑で会社員、木全(きまた)泰之容疑者(31)も逮捕した。
460万人分のデータには、木全容疑者の情報より新しいものが含まれ、記録された項目や書式も違っていた。2種類のデータは違う時期に盗まれた可能性が高い。
データベースには、外部から不正にアクセスした形跡はなく、加入者を集める代理店も「本社の顧客情報にはアクセスできない」(ソフトバンクBB)という。
湯浅容疑者はDVDについて「海外の知人からもらった」、木全容疑者は「拾った」と供述しているという。
容疑者の中に「不正アクセスができる能力を持つ者はいない」(捜査員)ことから、捜査1課は内部協力者から漏れた疑いを強めている。
ソフトバンクBBによると、顧客情報のデータベースにアクセスできる「権限」があるのは、昨秋の段階で、同社や関連会社社員、業務委託業者など132人だけ。現在は約60人に減少しているが、データベースが破られた形跡もない。
捜査1課では、権限のある人物が情報を持ち出したか、パスワードを悪用されたとみている。
主犯格の森容疑者は、かつて右翼系政治結社の代表。総会屋的活動も幅広く展開し、昭和51年に政治結社「新生日本協議会」を結成。株主総会の妨害や器物損壊事件を起こしている。
竹岡容疑者は宗教団体元幹部。平成14年、東京都千代田区のマンションでコンサルタント会社を設立。湯浅容疑者が副社長で、ソフトバンクグループのインターネット電話「BBフォン」の代理店業もしている。
木全容疑者は昨年6月まで約1年間、人材派遣会社を通じてソフトバンク関連のサポートセンターに勤務していた。
ZAKZAK 2004/02/25
http://www.zakzak.co.jp/society/top/top0225_1_01.html
ヤフーBB顧客情報流出で苦情1900件
新規加入見込みに狂いも
ADSL事業に関する約460万人の顧客情報流出事件で、ソフトバンク(孫正義社長)に苦情が殺到している。同社によると、発覚後から25日夕までに寄せられた苦情などは約1900件。解約のほか、新規加入者の頭打ちも予想され、業績への波及は必至だ。
同社は25日までに、情報内容と社内データの照合作業を開始。約327万人の個人会員に対しては、お詫びの電子メールを送付。流出情報の真偽などは「調査中」としながら、「不手際によりご迷惑をおかしておりますことをおわび申し上げます」と陳謝した。
同社は、ADSL事業では後発組ながら、街頭でモデムを配布するなど“ブルドーザー作戦”を展開。毎月12万−15万人ずつ加入者を増やし、NTT東西の合計加入数に肩を並べるまでに成長。一方で、販売経費もかさみ、巨額の当期赤字が2年続いていた。
それでも、同社は契約後は収入が安定することから、04年度には黒字転換するとし、孫社長は加入者を05年9月までに600万人にすると発表。だが、今回の事件で、その予定が大幅に狂うこともありそうだ。
ZAKZAK 2004/02/26
http://www.zakzak.co.jp/society/top/top0226_1_01.html